歌は、とてもうまいですー、ピアノ、うまいですー。素晴らしい1曲目でした。 曲が終わるとトークです。トークは期待通りでした。大阪の人なので大阪の漫才を見るように楽しませてくれます。
ふと、この客層の中にはこのトークを聞きたくて来ている人がいるのではないかと思いました。次に2曲ほど歌とトークでしたが、ジャズとトークとのギャップで、ジャズ好きな私にとっては切り替えが大変でした。また良く聴いていたら、歌詞の中で「北九州」とか「小倉」とか言っているのです。場内、笑いも起こりました。う〜ん、マイッタ(>_<)
コンサート活動はもう9年やっているそうですが、北九州は初めてのようです。良く来てくれました。観客の中には福岡市から来た人もいました。
ビートルズの曲をジャズにアレンジして聴かせてくれましたが、なかなか良かったです。ジャズは即興アドリブに面白しろさがあるのを思い出しました。
次はウッドベースとのジョイントです。さらにフラメンコ?ギターも入りました。このベースとギターのうまさには唸りました。ベースとギターだけでも歌いましたが、歌のうまさがひかります。踊りも良く、しかし踊りに笑いを入れるのはこの人らしい(^-^;
他にはブルースやバラードも、全体を通して聞きやすい曲を選曲されたのではないかと思いました。最後は、アンコールで「売りの」テネシーワルツです。2度目のアンコールもちゃんと用意していました。あっという間のひとときでした。ジャズファンとしては複雑な思いも残りました。神経がトークにも傾くからです。私のジャズのイメージとは異なるのです。それでも十分楽しませてくれました。 |