見て歩き北九州発 音楽
カセットデッキお別れ
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 今の若い人は、カセットテープを使わないと思います。MDを使うでしょう。 いやMDさえも使わず、パソコンで何やらやっているかも知れません。

 このたび、今まで使用していたカセットデッキが壊れてしまいました。10年以上使っていましたから、良くもったものです。 まあ使用頻度は少なかったのですが・・・。
壊れた部分は、カセット挿入口の開閉ができなくなったところです。悪くなる箇所の定番でしょう。 ベルトの劣化だと思いますが、ベルトなんて使わないで欲しいものです。でも、10年以上もてば文句は言えません。

 これは、アイワのカセットデッキ最終モデルXK-S7000です。MD普及の頃に発売されたので、人気はなかったかも知れませんが、 音質はなかなのものです。

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トランスは強力です。オーディオ用とDAC用に、独立して2個あります。
部品や回路が良いのか、やけに重たい機器でした。

 これは、メタルテープを使用した場合、CDの音と聞き比べてもそんなに劣るものではありませんでした。 それが、長くテープを使っていたことにもつながるかも知れません。お別れとなると悲しいものです。

 テープデッキは、ないと困るので、新しいのを買いましたが、今の時代、カセットデッキが発売されていることすら珍しいでしょう。 普及型の(それでも3ヘッドの)カセットデッキを買ったら、まあ、なんと音の悪いこと。 世間一般で言われる「テープは音が悪い」というのを実感しました。今までは、良すぎたようです。(2004.10.9)



<その後>

 その後、オーディオ好きな知人から良質なテープデッキをいただきました。 重たくて、やはり良い音が出ています。音源ソースはテープが主だったのでありがたいです。

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 前のテープデッキはその知人にあげたのですが、ゴムベルトが悪かったみたいで、修理して使えているみたいです。 いずれにしても、これで(メタル)テープ使用の寿命も延びそうです。

 その後

 やはりこれも故障しました。前のと同じようにカセット挿入口の開閉ができなくなりました。 原因もやはりゴムベルトの経年劣化のようです。調べると分解はやっかいでゴムベルトの交換も難しそうです。 ゴムベルトも売っているかどうか不明です。 さらに他にゴムを使っている部分がもう2ケ所ありました。もうほとんど寿命と諦めました。




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