翌朝、暗いうちから目が覚めて眠れません。初めての北海道は刺激的で神経が高ぶっています。ふと思い出すと今日は元旦です。初日の出を見なくちゃ。しかも本土最東端で。チシマウガラスの残念な気持ちが沸いてきました。えーい、起きて納沙布岬に向かうぞー。朝食はいらないやー。レンタカーは2台にしてて良かった。同行者に断って一人納沙布岬に向かいました。
納沙布岬に着くと相変わらず強風だー。しかも小雨まじり。参った。初日の出どころではありません。それでもテレビ局は来ていました。どう見ても台風中継にしか見えません。で、チシマウガラスを探しましたが、今日も見られませんでした。ちなみに昨日も今日もヒメウ全てを撮っています。後ほどカメラチェックをしてもチシマウガラスは混じっていませんでした。納沙布岬は「また来い」と言っていると思って諦めました。
同行者に連絡すると後から野付半島に行くとのこと。私も根室から漁港を回って野付半島に向かおう。ちなみに鳥は、朝、宿の庭でハギマシコの集団が見られたとのこと。ご主人情報のツメナガホオジロを探すも見つからないらしい。
根室の漁港では、コオリガモ、クロガモ、シノリガモ、ミミカイツブリ、アカエリカイツブリ、ハシブトウミガラスが見られました。
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後の3種は初めてです。コオリガモはオスは初めて。ハシブトウミガラスは沖合いの鳥がたまたま漁港で見られました。宿に帰ってから自然保護員のご主人によりハシブトウミガラスと同定できました。アカエリカイツブリはこの後、同行者と漁港に来たとき判明しました。漁港はもう少し居たかったけど、ガソリン切れ間近だったので、街まで給油に出かけました。
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野付半島に、向かいます。途中、シロカモメ、ワシカモメ、オオセグロカモメが見られました。この3種はこちらの3大カモメらしい。宿の自然保護員のお話では、セグロカモメは少ないとのこと。確かにそうだ。シロカモメは初めてですが綺麗でうっとりします。オオセグロカモメは、貝を落として割って食べるようですが、貝ではなくヒトデを落として食べようとしていました。ムリだろー!詳しくはこちら
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野付半島では、オオワシ、オジロワシ、オオハクチョウが見られました。同行者にも会えました。ここはワタリガラスの情報を聞いていたのですが、見られませんでした。ここはネイチャーセンターがあるようですが、正月なので休みです。情報が入手できません。カモメ類は多かったです。
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他には、亜種エゾシカが見られました。帰る途中も鹿に道路を横断されました。運転注意です。シカは翌日も道路で遭遇しました。
亜種エゾシカは亜種ニホンジカと模様などはほとんど同じで、体がやや大きい違いだけのようです。
この後、同行者と漁港に向かい、その後宿へ。
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