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チドリ類の識別
 チドリ類は、冬羽と夏羽の違いがありますので、体のバランスに注目ください。 チドリ目チドリ科チドリ属のシロチドリ、メダイチドリ、オオメダイチドリ、コチドリ、イカルチドリについて識別します。

説明の写真
シロチドリ(左)
 全長17cm
メダイチドリ(右)
 全長19cm

識別ポイントに矢印をつけました。冬羽は両者似ていますが、シロチドリは、後頚に白い首輪があります。真冬でも両者が居ました。

熊本県 2009.01

説明の写真
オオメダイチドリ(左)
 全長21cm
メダイチドリ(右)
 全長19cm

オオメダイチドリは、メダイチドリよりくちばしが長く脚も長いのが分かります。

佐賀県 2004.05

※メダイチドリにはオオメダイチドリに似たもの(亜種?)もいます。オオメダイチドリはこの写真ほどくちばしが長くない個体もいます。

説明の写真
オオメダイチドリ(冬羽)

は、シロチドリに似ていますが、主な識別ポイントとして、くちばしが太く大きく、後頚に白い首輪がなく後頭部と背が同じ色です。

熊本県 2005.9
説明の写真
オオメダイチドリ(左)は
シロチドリ(手前右)と比べるとかなり大きいです。

小さい順に、シロチドリ、メダイチドリ、オオメダイチドリとなります。


熊本県 2005.9

説明の写真説明の写真
ハジロコチドリ(左)全長19cm と シロチドリ(右)全長17cm 比較
ハジロコチドリは、足がオレンジ色です。夏はくちばし基部もオレンジ色になります。

説明の写真
コチドリ(冬羽)

全長16cm

目の周りの黄色いリングと長い脚が特徴です。
当方では干潟より水田や川などで見られることが多いです。もちろん干潟でも見られないことはありません。

椎田町 2004.9

説明の写真
イカルチドリ

全長21cm

目の周りの黄色いリングは薄く、くちばしがコチドリより長い、脚はコチドリより短めなのが特徴です。海岸や干潟より河原でよく見られます。


朝倉市 2006.12
説明の写真
イカルチドリ幼鳥

脚が長いのでコチドリ幼鳥と思っていたらイカルチドリ幼鳥のようです。
目の上に線が入りおり、首の線の上部分がはっきりと黒い。コチドリ幼鳥はそうではありません。

みやこ町 2009.8

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