見て歩き北九州発 野鳥 一覧 チドリ目ウミスズメ科
ウトウ 善知鳥 Rhinoceros Auklet Cerorhinca monocerata  
全長約38cm 北海道の天売島などで繁殖、冬は南下する個体あり
生息場所:北日本沿岸からカリフォルニア州までの北太平洋沿岸に広く分布する。天売島は約100万羽が繁殖するといわれ、世界最大の繁殖地となっている。沿岸の海上で小さな群れを作って過ごすが、南下する個体もおり、 本州沿岸などでも観察される。習性:潜水してイカナゴなど小魚やオキアミ、イカなどを捕食する。声:「ウォーウォー」、「グッググッ」

■雌雄 同色
説明の写真
夏羽

嘴の突起と白い飾り羽が夏羽の特徴。

山口県 2013.2

Canon EOS7D + EF600mmF4 * 1.4

 冬羽   嘴の突起と白い飾り羽がない。

■夏冬 同色
■亜種(国内) なし

■特徴など
説明の写真
嘴の突起

「うとう」とはアイヌ語で「突起」の意味、東北地方では海岸に突出した場所を言い、
嘴の形が似ているのでこう呼ばれるようです。
良く見ると瞬膜が見えています。

山口県 2013.2

Canon EOS7D + EF600mmF4 * 1.4
説明の写真
山口県に現れる

とは驚きました。
この場所は今季キビナゴが多いようで、連られて来たのではないかと思われています。
<参考>
この冬、青森市の八甲田山付近の気象庁観測点の積雪が8年ぶりに最大積雪記録を更新したようです。 寒い冬となりました。


山口県 2013.2

Canon EOS7D + EF600mmF4 * 1.4
説明の写真
キビナゴ

です。

山口県 2013.2
説明の写真
2月下旬この時期に既に夏羽

になっているのは驚きました。
近くにいたハジロカイツブリやオオハムはまだまだ冬羽です。
奥のウミネコ幼鳥と大きさが比較できます。

山口県 2013.2

Canon EOS7D + EF600mmF4 * 1.4
 3年後、また見られました。 山口県 2016.3
説明の写真
 

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