見て歩き北九州発 野鳥 一覧 キジ目キジ科
ウズラ (鶉 Common Quail Coturnix coturnix  
全長20cm 少ない留鳥
生息場所:本州中部以北の草原や高原で繁殖するがあ、生息数は減少している。冬は温暖な地方の草原・耕地・牧草地などで見られる。 習性:地上性の鳥で、草の種子・穀類・昆虫類などを餌とする。草ヤブに隠れて姿を見せず、足元から急に飛び立つことが多い。翼は短腕型で円いため、飛び方は下手で、渡りの時以外に高空を飛ぶことはない。 声:さえずり:「グワッグルルー」「クックルクーーー」

■雌雄 ほぼ同色
説明の写真
小さい

写真で見ると大きく見えますが、ツグミより小さいです。

長崎県 2010.2

Canon EOS7D + EF600mmF4L × 1.4

■夏冬 雄の夏羽は背が黒く、赤褐色の斑や黄褐色の縦斑。頭上は黒く、黄白色の頭央線が目立つ。顔から喉にかけて赤褐色に染まり、太く長い黄白色の眉斑が顕著。
■亜種(国内) なし

■特徴など
説明の写真
用心深い

地上でうずくまり人目に触れる機会は少ないです。

長崎県 2010.2
説明の写真
飼育

動物園での飼育ウズラです。

到津の森公園 2011.8
説明の写真
コジュケイと一緒

ウズラの小ささがわかります。

到津の森公園 2011.8

【家禽のウズラ】
 家禽として飼育が高まったのは江戸時代といわれ、鳴き声の「ご吉兆(ゴキッチョー)」から声などを競わせることから始まったようです。今はオスが精肉用、メスは採卵用として飼育されています。野生のウズラは1年間に繁殖期のみに7個程度の卵を生むにすぎませんが、家禽として改良されたウズラは年間220〜230個以上の卵を生むようです。

【ウズラの放鳥】
 ウズラは保護繁殖のため、あるいは狩猟用として放鳥される鳥です。
 野生のウズラは全国的に生息分布域が縮小している状況で2007年に捕獲等の禁止となりました。ただし5年間、その後また定まるかどうかは不明。


HOME  RETURN
Copyright 2002〜 見て歩き北九州発 All Rights Reserved