見て歩き北九州発 野鳥 一覧 スズメ目ツグミ科
ヤドリギツグミ 宿り木鶫 Mistle Thrush Turdus viscivorus  
全長約28cm。ツグミよりも大きい。 迷鳥
生息場所:ヨーロッパ・アフリカ北部〜ロシアのバイカル湖近辺にかけて分布、繁殖している。北方で繁殖した個体は、冬期は南方へ渡る。明るい林やその周囲の地上で見られる。 習性:地上を跳び跳ねながら、昆虫やミミズを採食する。 声:地鳴き:「ジリリリリリ」

■雌雄 同色
説明の写真
ヨーロッパ系の鳥

ヤドリギ(*1)の実を食べることで、ヤドリギツグミという名前の由来となっています。
ここでは地上のミミズ類を採食していました。

三重県 2014.2

Canon EOS7D + EF600mmF4L * 1.4

■夏冬 同色
■亜種 不明

■特徴など
説明の写真
斜め前から

体の下面は白く黒斑が密にある。
腹部の斑点は丸形
(似ているウタツグミのそれは逆ハート形)

三重県 2014.2

Canon EOS7D + EF600mmF4L * 1.4
説明の写真
後ろから

背の模様はあまりない。
頭部、背中部分が灰褐色
(似ているウタツグミは茶褐色)

三重県 2014.2

Canon EOS7D + EF600mmF4L * 1.4
説明の写真
6年ぶり

です。フレンドリーでした。
上の写真と色合いが違いますが、上の写真は早朝でしたので、こちらの方が色は近いかも知れません。
また上のは寒いので膨らんでいますが、こちらは遠くを見るため伸びをしており、細く見えます。

香川県 2020.2
説明の写真
前から


香川県 2020.2
説明の写真
アップ

近かったのでアップも。

香川県 2020.2
説明の写真

(*1)ヤドリギ
ヤドリギ(宿木)はビャクダン目の寄生植物の総称。
ヤドリギの繁殖は主に果実を食べる鳥の媒介による。果実を食べた鳥が落とす排泄物が小枝に付着したり、果実をくわえて種子を出したあと枝でくちばしをぬぐったりすることによって種子が頒布される。
鳥は、ヨーロッパではヤドリギツグミ、北アメリカ南西部ではレンジャクモドキ、日本ではヒレンジャクやキレンジャクが媒介する。
種子は粘着質で覆われており、これが固化することによって宿主となる樹木の樹皮に付着しやすくなっている。樹皮表面の種子は根を伸ばして発芽し、これが樹木の幹に侵入することで寄生する。

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