見て歩き北九州発
犬ケ岳 2004.05.05 シャクナゲと鳥見
福岡県豊前市と大分県耶馬溪町にまたがる犬ケ岳は、標高1,130mでシャクナゲの名所です。 野鳥では、ミソザザイ、コマドリ、ソウシチョウ、オオアカゲラが見られるようです。 犬ケ岳は豊前連山の最高峰ですが、英彦山山系と言った方が分かりやすいかも知れません。 ここは沢や滝などの渓谷、チェーンを使ってのロッククライミングポイントなど起伏に富むコースです。
説明の写真
犬ケ岳(左の高い山) 右手前の円錐状の山は求菩提山
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犬ケ岳 正面
標高 1,131m

左の山です。

右は求菩提山
標高 732m

左の山の方が高いです。

犬ケ岳の登山コースは3角形のようになっており、行きと帰りの道を変えられます。

ウグイス谷コースから登るのが良いでしょう。
ウグイス谷コースは急なので、降りるより登る方が安全。

恐淵コースから回ると、すれ違う人達と挨拶が耐えないかも。
説明の写真
岩岳川

登山口駐車場の近く

ウグイス谷コース上部は道が分かりにくいのですが、木に巻き付けた赤いテープが道案内です。

感謝!かんしゃ!
説明の写真
犬ケ岳頂上付近

ここまで来るのに高さ約20mをロッククライミングします。とは言ってもクサリがあります。

ロックを登った後、下を見ると降りる気になれません。
説明の写真説明の写真
  ツクシシャクナゲ自生 トンネルコースです。苦労した末のお花はありがたい。
説明の写真
標高は1,130m

頂上にて

頂上はソウシチョウの声がうるさいくらいです。
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大竿峠

英彦山野峠までは4.3km
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恐淵

夏場、ミソサザイのポイント

このコースは鎖で沢を渡る所が2ケ所ほどあります。

ぐるっと1周して、登山口駐車場まで、戻るのに約5時間の行程です。
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かついだリュックと双眼鏡

野鳥がいたら撮影出来るようにカメラ機材が入っています。
フィールドスコープ、デジカメ2台、三脚、予備電池とデジスコアクセサリー、ペットボトル、飴(もしもの時、何日かは生きられる..。大げさかな?)

重さは約9kg  お昼を食べる時は別途食料

説明の写真
<参考>

犬ケ岳手前 求菩提山(標高782m)山麓

修験道の「みそぎ場」
 
登山口駐車場には2軒のヤマメ料理店があり、ここでお腹は満たせるし、駐車場から豊前市方面約10分の所に、求菩堤温泉・卜仙の郷(ぼくせんのさと)があり、汗を洗い落として帰るも良しで良い所です。
<教訓>
雨の翌日は滑るうえに、沢の水が増水して危険なので、初心者は登らない方が良いでしょう。 降りる時が特に危険。足や膝が疲れて滑りやすい。 一人は危険。 ここは、登山口から携帯が圏外となります。 しかし、注意さえ怠らなければ、起伏に富むコースが面白く、「山に登った!」と言う実感が湧きます。
(2004.05)
説明の写真
犬ケ岳を中心に 遠景 やや南からの角度

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