見て歩き北九州発
山田緑地 (北九州市小倉北区山田町)
 山田緑地は、弾薬庫として旧日本陸軍が建設し、戦後はアメリカ軍が弾薬庫で使用し、その後返還され、平成8年には北九州市の公共施設「山田緑地」として解放されました。ずっと人の手があまり入らず、自然がたくさん残る場所です。
説明の写真
森の家 日本最大級のログハウスのようです。園内入口近くにあります。
説明の写真
芝生広場

森の家の前には芝生の広場があります。家族などが休日を楽しみます。
説明の写真
森のゲート

この奧は本格的自然が残っています。奧は谷がいくつか別れ谷の間を山道が繋がっています。
ここで記帳するのですが、安全確認のためです。
この奧の入場時刻は午後3時までで、利用時間は午後4時までです。
 森のゲートからは、右・中央・左と道が三つに分かれます。
 右道  とんぼ池往復コース(1940m、約1時間)、
さらに奥へ、ドングリ峠−四の谷(2600m、約1時間30分)
 中央  四の谷−ヤマモモ峠−三の谷(1400m、約40分)
 左道  三の谷へ、
さらに左へ、二の谷へ−イノシシ峠−三の谷(1520m、約40分)
   峠はそれぞれ繋がっています。
    ・外周コース(5520m、約2時間)
 森のゲート手前はエコプレイパーク(全長約1000m:一の谷)があります。

 <山田緑地の御案内>
  【入園料】  無料 昔は 大人:100円、小中学生:50円
  【駐車場】  300円(普通車)
  【開園時間】 9:00〜17:00、森のゲート奥は16:00まで
  【休園日】  毎週火曜日 (祝日の場合は翌日)

 自然観察会に参加 (2003.04.27)
説明の写真自然観察会では、@野鳥の部、A植物の部、B親子の部と3つに分かれていました。
今回は野鳥の部に参加です。双眼鏡を貸して貰いました。 参加者は5名3組で、その他に案内人とボランティア数名のメンバーです。

最初に聞こえたのはウグイスのさえずりです。ウグイスは一夫多妻制でオスが「なわばり」確保のため鳴いているそうです。鳴き方は親に習うそうで親がヘタだったら子もヘタのようです。ウグイスは残念ながら姿は見えませんでした。この後に聞いたウグイスの声はそれぞれ違っていました。
説明の写真
姿を最初に見たのはアオサギです。木の先端にとまっていました。
次はホオジロです。写真は遠いですが、案内人がスコープで見せていただきましたので姿は良く分かりました。
その他見たのは、カイツブリ、シジュウカラ、ヒヨドリです。この日は鳥が少なかったです。その代わり色々な話を聞きました。
説明の写真 説明の写真
 ウマノアシガタ(全草に毒があります)   イチゴの花
説明の写真 説明の写真
 山藤
 作られた藤とは違い、味わい深いものです。
  同じく山藤
説明の写真 説明の写真
キクラゲ、中華料理の食材
(御注意)
山田緑地では自然保護のため、採取はできません。
オタマジャクシ
観察会親子の部が楽しんでいました。ここは奇形カエル発見場所ですが、北九州市自然史博物館によると、これは遺伝で弾薬庫とは関係ないようです。
説明の写真
お昼はココで弁当を食べました。
新緑が綺麗で気持ちの良い日でした。

 季節ごとの鳥など生き物たち
説明の写真
ミヤマホオジロ

冬、餌台にミヤマホオジロがやってきます。(2005.03)
餌台にはカラスも良く来るようなので、いつも餌がある訳ではなさそうです。
説明の写真
ヤマドリ

早春、ヤマドリが見られる、あるいは羽音を聞く場合があります。(2005.03)
説明の写真説明の写真
ベニマシコとルリビタキ (2005.03) 季節に応じた鳥が見られます。
説明の写真説明の写真
オオアオイトトンボやヒメアカネなどトンボ類も見られます。(2006.11)
説明の写真説明の写真
イシガケチョウやキタテハなど蝶も見られます。(2005.05) 自然豊かな所です。

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