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スキーテクニック備忘録 Skiing technique memo
2010.12

スキー操作確実化のために (自分への備忘録)
スキーは一度出来ると自転車のようにほぼ忘れません。ただし、アイスバーンや深雪など悪雪路の場合は、10年ぶりくらいだと忘れていることがあります。それで自分への備忘録として以下をまとめておきます。

 ■ポイント
【共通ポイント】
 ・ ターン前半の確実な谷まわり
走行のポイントは、ターン前半、体を谷側に放りだせるか、ターン前半に外スキーに乗れるか(谷まわり)
これだけでは倒れるではないかと思われるが、谷側に放り出すのは一瞬で、前にストックを突くことでタイミングをつかむ。後ろに蹴り出した足に荷重をかけると板が曲がり抵抗を受けながら横にいきターンができる。綺麗な前半の半円跡を作ること。たったこれだけ。
後ろに蹴るというイメージを強く持つと良いかも。
 ・ スピード制御
スピードをコントロールする場合は谷回りでずらしを入れる。
谷まわりは悪雪路の場合、より確実にすることが重要。
  説明の写真
知人
【アイスバーン】
 ・ アイスバーンは、ターン前半で後ろに蹴りだす外スキーを意識的に加圧して食込ませる。
後半のエッジの食いつきを良くするため、ターン前半の谷まわりを確実にすること。なおエッジが磨かれていることが前提。
ショートターンの場合はジャンピングターンをして、着地時アイスバーンを蹴りつける方法も有り。
【深雪】
 ・ 深雪は、横滑り操作禁物。カ−ビングターンをする、最初にある走行のポイントどおり、谷まわりを確実にすること。
【コブ斜面】
 ・ ずらしを入れた滑り
基本は、谷まわりでずらしを入れる。共通ポイントの「スピード制御」に同じ。
 ・ コブのテールジャンプ(コブの溝斜面と逆に行く場合)
コブを溝斜面に沿う場合は良いが、逆に行く場合、つまりコブの山に向かって進む場合、後ろのコブの山にテールがあたるため、テールジャンプして板を振る。あくまでテールを持ち上げる。場合によってはダブルストックする。こうすることによってコブの形状に依らず意図した方向へ行くことができる。
結局は・・・・
 . 谷まわりがポイントでした。スキー板より腰が谷にかかっている状態で、後ろに蹴り出すことです。斜面がきつい場合、ここでズラシを入れます。これがポイントかな。


<補足:初心者のパラレルについて>
 .  スキーを始めた頃、パラレルが憧れでした。いろいろ研究して滑りましたが、なかなか出来ず、出来たときには結局は「慣れ」かなと思いました。キッカケがあってパラレルになったのではなく、気が付いたらいつの間にかパラレルになっていたのです。

 パラレルが出来てみるとエッジの微妙な使い方がコントロールできていることに気づきました。つまりプルークボーゲンで良く使うインエッジから、あまり使われない真中エッジ・アウトエッジへの切替えがスムーズなのです。一時期アウトエッジだけでバランス良く滑る練習もしました。それはともかくエッジの切替えに関して、

 例えば1本足だけでずっとスキーを滑ろうとすればインエッジとアウトエッジを交互に繰り返して滑ることになります。下手な頃は、まずアウトエッジに乗れず、次はエッジ切替えが、たどたどしくスムーズには出来ません。ほんのちょっとの角度の違いなのでしょうけど。慣れればこの微妙なエッジ切替えがスムーズになったような気がしました。
 . 説明の写真
1本足で滑るイメージ

このターンでは、アウトエッジで滑っています。
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