見て歩き北九州発 動物 チョウ目マダラチョウ科 |
アサギマダラ 浅葱斑 Chestnut Tiger Parantica sita |
前翅長:50-60mm 成虫の出現期:5-10月 |
生息場所:日本全土から朝鮮半島、中国、台湾、ヒマラヤ山脈まで広く分布する。標高の高い山地に多く生息する。 習性:秋に日本本土から南西諸島・台湾への渡り個体が多く発見され、春から夏にかけてその逆のコースで北上している個体が発見されている。幼虫の食草はガガイモ科植物の葉。成虫は、フジバカマ、ヒヨドリバナ、アザミなどのキク科植物の花によく集まり吸蜜する。 |
■雌雄 同色 |
オス ヒヨドリバナに止まっています。 アサギマダラは蝶にしては珍しく渡りをすると言われています。 最長は香港まで2500キロ飛んだことが確認されています。 北九州市 2006.10 |
メス ボタンクサギ(たぶん)に止まっています。 北九州市 2006.10 |
■特徴 |
花に止まり吸蜜 タムラソウに止まっています。 タムラソウはアザミと違って棘がないので、近寄りやすいかな。 北九州市 2006.10 |
いろんな所に止まっています セイタカアワダチソウ 北九州市 2006.10 |
捕まえてみました。 その後逃がしてあげました。 北九州市 2006.10 |
飛翔 山の上でタカの渡りを見ていたら、この蝶もさかんに飛んでいました。 北九州市 2006.10 |
初夏 今の時期は南西諸島や台湾などに向かっているようです。 渡りと言っても、北上する個体と南下する個体は子孫の関係で、同じ個体が移動する渡り鳥の移動とは異なるようです。 宮崎県 2006.7 |
秋 割と大勢の群れで白い花に止まっています。 写真に入りきらないのですが30〜40mの範囲でこのような光景が見られました。 長崎県 2014.10 |
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