見て歩き北九州発 野鳥 一覧 ミズナギドリ目 ミズナギドリ科
ハシボソミズナギドリ 嘴細水薙鳥 Short-tailed Shearwater Puffinus tenuirostris  
全長40cm 北九州では7月〜8月ごろ
生息場所:オーストラリア南部で繁殖し、非繁殖期(南半球の冬、北半球の初夏)は北上し、ベーリング海附近で越冬する。日本近海では、5月〜8月ごろに群れをなして現れる。大量死漂着現象も発生する。 習性:最も長距離の渡りをする鳥の一つ。1年のうちに累計距離にして約32,000kmを移動する。 声:通常鳴かないが、繁殖地では、「ピーゥイ」(オス)、「グワーェ」(メス)

■雌雄 同色
説明の写真
船上から

5月連休後くらいから時々見られます。北上しています。

福岡県玄界灘 2010.5

Canon EOS7D + APO500mmF4.5

■夏冬 同色
■亜種(国内) なし

■特徴など
説明の写真
翼下面が灰色がかっている。

福岡県周防灘 2010.5
説明の写真
風雨で濃霧のとき、陸の近くにやってきました。

福岡県周防灘 2010.5
説明の写真
別の日
、堤防近くで

福岡県周防灘 2010.5

【大量死漂着現象】
ハシボソミズナギドリは、大量死の漂着がときおり見られています。
原因は、巣立ち雛がオーストラリアからベーリング海まで長距離を移動するため、途中の強風の影響などによりコースを外れ、力尽きるためのようです。

HOME  RETURN
Copyright 2002〜 見て歩き北九州発 All Rights Reserved