見て歩き北九州発 動物 コウチュウ目(鞘翅目)コガネムシ科
カブトムシ 甲虫、兜虫 Japanese rhinoceros beetle Trypoxylus dichotomus  
体長:オス30-54mm(角を除く)、メス30-52mm 7〜9月(成虫)夜行性
人気の昆虫。大きな角のある頭部が日本の兜のように見えることからついた名前。カブトムシは種名であるが、広義にはカブトムシ亜科に分類される昆虫の総称を言う。
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飼育です。


鳥取県 2011.7
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キャンプ場の
網籠にいました。


鳥取県 2011.7
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ケンカ

しています。これらを採集したとき小さい籠に複数入れていたらケンカして死ぬことがあるようです。複数いれる場合は室をわけましょう。

鳥取県 2011.7

<広義のカブトムシ>
広義のカブトムシは大きく5族。日本では4種類、世界では約1600種類。
1.真性カブトムシ族 13属、真正カブトムシ族、カブトムシ族、オオカブトムシ族
2.ヒナカブト族 11属
3.サイカブト族 26属
4.コカブト族 35属、コカブト、クロマルコガネなど
5.スジコガネモドキ族 15属

<国内のカブトムシ種類>
1.カブトムシ 日本(本州、四国、九州)、中国、東南アジアに分布。沖縄・久米島には亜種が生息。体長:オス3〜8cm、メス3〜5cm、オスには頭角・胸角がある。
2.タイワンカブトムシ 沖縄・奄美・久米島に生息。東南アジアからオセアニアにかけて分布。サイのような角の形からサイカブトとも呼ばれる。体長:オス3〜5cm、メス3〜4cm、雌雄ともに小さな頭角がある。
3.コカブトムシ 日本、中国、台湾に分布。沖縄・奄美には亜種が生息。体長:雌雄2〜3cm、雌雄ともに極小の頭角、前胸にくぼみあり。
4.クロマルコガネ 日本ではトカラ列島。中国、台湾、東南アジアに分布。体長:雌雄1〜2cm、角はない。

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