見て歩き北九州発 動物 カブトガニ目カブトガニ科 |
カブトガニ 甲蟹、兜蟹 Chinese horseshoe crab、King Crab、Japanese horseshoe crab Tachypleus tridentatus |
全長 オス:50-70cm、メス:60-85cm 瀬戸内海と九州北部の沿岸部 |
生息場所:瀬戸内海と九州北部の沿岸部に広く生息したが、現在では生息地の環境破壊が進み生息数・生息地域ともに激減した。日本以外では東アジア、北アメリカに同科が分布する。干潟の泥の溜まった海底に生息する。 習性:夜間の満潮時に最も活発に活動する。餌はゴカイなど。カブトガニは、背を下に向けていることがある。 産卵期は夏で、孵化する前は、卵の中で数回の脱皮を行いながら成長し、それに合わせて卵自体も大きくなる。 |
■雌雄 大きさが異なる。 |
雌雄 カブトガニはメス(手前)が大きい。 ・メス:60-85cm ・オス:50-70cm 写真は打ち上げられたもの。 北九州市 2014.8 |
■特徴など |
「生きている化石」 カブトガニは、二億年以上も前から形を変えないでいます。 北九州市 2003.8 FUJI FinePix S602 |
裏から この地域では多いです。 北九州市 2003.8 |
大きさ 子供と比較してみましょう。大きいです。 これは、台風翌日打ち上げられていたので、海に返しました。 北九州市 2003.8 |
背を下に 向けていることがあります。死んでいる訳ではありません。 訪問者が「死んでますよー」と言うので、自然解説指導員がいちいち「違います」と説明していました。 山口県 2014.9 きらら浜自然観察センターにて |
打ち上げられた様子 北九州市 2014.8 |
カブトガニが棲めない所には、他の生物も棲むことが出来ないようです。カブトガニを守ることは、魚や貝などの漁場や自然環境を守ることであり、私たち人間を守ることにつながることのようです。 |
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