見て歩き北九州発 野鳥 一覧 チドリ目カモメ科 |
カモメ 鴎 Common Gull、(亜種コカモメ:New Gull) Larus canus |
全長45cm 冬鳥 |
生息場所: 夏季にユーラシア大陸北部やカナダ西部、アラスカ州などで繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸北部やヨーロッパ、ペルシャ湾沿岸部、アメリカ合衆国西部、中華人民共和国東部などへ南下し越冬する。日本では主に亜種カモメが冬季に越冬のため飛来(冬鳥)し、海岸、河口、港などに生息するが多くない。 習性:食性は雑食で、主に魚類、動物の死骸などを食べる。群生が強い。他のカモメ類と混群をつくる。 声:「キューウ キュキュキュ」 出典:図鑑等へ |
■雌雄 同色 ■夏冬 |
夏羽 夏羽は頭が白い。 カモメは良く使う言葉ですが、正確にはカモメ類を指すことが多いでしょう。 種としてのカモメは少ないのか、2年かかってやっと撮影出来ました。 北九州市 2005.4 SWAROVSKI STS80HD (20-60zoom) + SONY DSC-W1 |
冬羽 頸に小斑があります。 カモメは、くちばし全体が黄色です。あるいは、くちばしの斑がセグロカモメより不明瞭です。 広島県 2006.12 |
換羽途中 頭だけに斑があります。 北九州市 2010.3 Canon EOS7D + EF600mmF4L * 1.4 |
■特徴など |
体が小さい。 (手前2羽) セグロカモメに比べて体が小さいです。 広島県 2006.12 |
これもカモメ でしょう。 くちばしは第3回冬羽の時のくちばしに似ています。 カモメは3年で成鳥になるようです。 北九州市 2005.4 |
カモメ多し この冬は種としてのカモメが多かった。 この場所ではカモメがセグロカモメと同等の数がいました。 山口県 2015.1 |
カモメ飛翔 カモメが飛んでくれました。 カモメ類は潮が引くと堤防から離れることが多いようです。 山口県 2015.1 |
カモメどうし 同じカモメなのに大きさが違います。亜種コカモメかと思いましたが、 小さい方の初列風切を見ると(下)亜種カモメのようです。 行橋市 2015.1 |
初列風切 写真は小さい個体でしたが、初列風切はカモメと同じような模様でした。 行橋市 2015.1 |
■亜種 ・L.c.brachyrhynchus 亜種コカモメ 北米、外側から3枚目の初列風切先端に白い斑紋が入らない。 初列風切外側から1-2枚目の白斑が大きい傾向にある。 ・L.c.kamtschatschensis 亜種カモメ 外側から3枚目の初列風切先端に白い斑紋が入る。 ・L.c.canus Linnaeus,1758 ・L.c.heinei 亜種ニシシベリアカモメ など ※コカモメを独立種とする説が一部あるようです。 |
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