見て歩き北九州発 動物 哺乳綱 コウモリ目(翼手目)
コウモリ 蝙蝠 Bat Chiroptera  (目)
分類:日本では約17科約33種(世界の1/3)  夏から初秋に出現
生息場所:世界中の地域に生息し、森や洞穴、家屋に棲む。冬は暖地へ移動するか冬眠する。 習性:夜行性。コウモリは蚊や蛾などの虫を捕らえて食べるので益獣。このため鳥獣保護法によって守られている。採ったり殺傷はできない。吸血コウモリは南米にだけ生息し特定の種のみ。

■オオコウモリ科クビワコウモリ 亜種オリイコウモリ 
  Japanese northern Bat Eptesicus japonensis
説明の写真
オオコウモリ科

は目があります。

沖縄県 2013.9
Canon EOS7D + EF600mmF4L × 1.4
説明の写真
翼は

コウモリ目共通のようです。

沖縄県 2013.9
Canon EOS7D + EF600mmF4L × 1.4

■キクガシラコウモリ 菊頭蝙蝠 Greater horseshoe bat Rhinolophus ferrumequinum
説明の写真
鼻のまわりの複雑なひだ

を菊の花に例えたことが和名の由来
ひだは、エコーロケーションを行うとき、超音波をコントロールするのに役に立っているといわれています。
う〜ん、どういう顔しているか分かりません。

北九州市 2012.01
Canon EOS7D + EF600mmF4L × 1.4
説明の写真
頭を翼で覆っています。

キクガシラコウモリは、夜行性で、昼間は主に洞窟にいます。
写真は冬眠中。

上と同じ場所
北九州市 2012.01
説明の写真
正面から

コウモリは、飛ぶために最大限軽量化したために立てないようです。それで通常ぶらさがります。

上と同じ場所
北九州市 2012.01

■アブラコウモリ 油蝙蝠 Japanese Common Pipistrelle Pipistrellus abramus
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別名:イエコウモリ

人家の屋根裏やちょっとした隙間に棲み、住宅街等でも容易に観察することができる。
夕方から河川や湖沼などで飛んでるのをよく見かけます。

福岡県 2010.04

Canon EOS7D + EF600mmF4L × 1.4
説明の写真
逆さまでない

逆さま以外に止まるケースもあるようです。
また家の隙間以外にいるケースも珍しいかも知れません。

上と同じ個体
福岡県 2010.04
説明の写真
逆さま

こちらは逆さまです。

長崎県 2017.04

<コウモリの種類(国内)>
オオコウモリ科 オオコウモリ類は視覚に頼って飛行し、そのため目が大きく、耳は小さく、一般的な哺乳類の顔に近い。
オヒキコウモリ科 尾が長いのが特徴。体重30-40g。日本に生息する食虫性コウモリの中で最も大型。
カグラコウモリ科 日本では、石垣島、西表島、与那国島、波照間島に分布する。鼻葉の後葉の上端は尖らず、中央の突起がない。この鼻葉が神楽の面に似るため、この和名がついた。
キクガシラコウモリ科 鼻葉を菊の花に例えたことが和名の由来とされる。
ヒナコウモリ科
 ・ホオヒゲコウモリ属
 ・アブラコウモリ属
 ・クビワコウモリ属
 ・ヤマコウモリ属
 ・ヒナコウモリ属
 ・チチブコウモリ属
 ・ウサギコウモリ属
 ・ユビナガコウモリ属
 ・テングコウモリ属
最も種数の多い科。
分布域も広く、北極圏を除くあらゆる地域に分布しており、生息環境も多様。

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