見て歩き北九州発 野鳥 一覧タカ目タカ科
クマタカ 熊鷹、角鷹 Hodgson's Hawk Eagle Nisaetus nipalensis  
全長 オス72cm、メス80cm 留鳥
生息場所:ユーラシア大陸南東部、インドネシア、スリランカ、台湾、日本に留鳥として分布し、山地の森林に生息し、秋冬もあまり移動しない。 習性:ゆっくりはばたいて飛び、高い空では輪を描いてソアリングをする。基本的には樹上で獲物が通りかかるのを待ち襲いかかる。 森林に適応した短めの翼を生かした飛翔で森林内でも狩りを行う。繁殖は1年あるいは隔年に1回で、通常1回につき1卵を産むが極稀に2卵産む。抱卵は主にメスが行い、オスは狩りを行う。つがいはどちらかが死亡しない限り、通常は一夫一妻が維持されるが、別な個体と繁殖したつがいが確認されたことがある。 声:「キィ キィ キィーィ」、「キチィ キチィ キィーィ」 出典:図鑑等へ

■雌雄 ほぼ同色 大きさは違う。
説明の写真
成鳥

「森の王者」とも呼ばれています。
タカ科の中では大型であることが和名の由来(熊=大きく強い)。

福岡県 2009.3

Canon EOS30D + EF600mmF4L
説明の写真
幼鳥

お腹が白っぽい。
ピーピー鳴きながら飛んでいました。

福岡県 2019.3
説明の写真
上の子の親

ややボロボロです。
きちんと子を見守っていました。

福岡県 2019.3
説明の写真


2年目くらいの個体。

広島県 2010.12
説明の写真
顔アップ

上の個体
広島県 2010.12

■夏冬 同色
■亜種 日本のクマタカは台湾等のクマタカと異なり別亜種とされる。(S. n. orientalis

■特徴など
説明の写真
風切と尾に
暗褐色の横帯

タカとは言っても大きさはワシ並みに大きいです。

福岡県 2009.3

説明の写真
顔アップ

成鳥の顔は黒っぽい。
冠羽があるのだが、この写真では見えない。

福岡県 2009.3
説明の写真
指アップ

タカらしい鋭い爪です。
爪の大きさは人の指の長さほどあるようです。

山口県 2017.10
Wレンジャーさん所蔵

説明の写真
翼指が7本

翼は広く長い、
尾はオオタカほど長く見えない、


大分県 2010.2
 クマタカのディスプレイ
 ディスプレイは求愛をはじめ威嚇や誇示などを行う行為です。(求愛は1月頃〜3月下旬(産卵)頃、ピークは2月頃)
 1.波状飛翔
   ディスプレイは、いろいろなパターンがあるようですが、次のようなのを見ました。

 2.並行飛翔
   この後、オスとメスが一緒に並んで山を越えて行くのが見えた。
 3.その他
   オスがメスに脚でつっつくこともあるようですが、これは見られませんでした。
説明の写真
遠いけど、

止まっているのを見つけました。

福岡県 2008.5

Canon EOS30D + EF600mmF4L
説明の写真
遠いけど、

顔が黒く立派です。

広島県 2011.12
説明の写真
クマタカ後ろ姿

私の目の前の木に降りました。近かったのに顔が写っていません。でも、近くで見るとさすがに迫力がありました。
説明の写真
シャッター押したら逃げました。
宮崎県 2007.9
説明の写真
電柱にて

トビじゃないんだからぁ〜(^-^;

冠羽が角のように見えることも和名の由来。

広島県 2010.12
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