見て歩き北九州発 野鳥 一覧 タカ目タカ科
マダラチュウヒ 斑沢鵟 Pied Harrier Circus melanoleucos
全長オス約42、メス約44cm、チュウヒより小さい まれな旅鳥
生息場所:中国東北部とインドシナ半島北部で繁殖し、冬季は中国南部、東南アジアに渡り越冬する。 日本ではまれな旅鳥として、春と秋の渡りの時期に見られている。 湿原、河川、池沼、水田などのアシが生えた開けた場所に生息する。 習性:翼をV字形に保ってグライディングをする。アシ原すれすれに低く飛ぶことが多い。食性は肉食性で主にカエル等の両生類を捕食するが、爬虫類、鳥類、小型哺乳類等も食べる。声:「キィー ビー」 出典:図鑑等へ

■雌雄 など
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幼鳥

体全体が暗褐色。
これだけなら他のチュウヒ類と識別がつかない。
下記特徴以降を参照のこと。

長崎県 2012.10

オス 頭部から胸、背中、肩羽が黒く、翼と尾は白っぽい(淡い青灰色)。
黒と白のコントラストが目立つ。
体の下面は白い。
メス 体の上面が暗灰褐色で、体の下面は白い。

 

■夏冬 同色
■亜種(国内) なし

■特徴など
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チュウヒより

やや小さい。
チュウヒとのツーショット。
この写真では多きさの違いが分かりにくいかも知れないがマダラチュウヒはチュウヒより小さい。
これは識別項目としては大きいかも。

長崎県 2012.10
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翼下面は

横帯がある。
ハイイロチュウヒのメスに似る。

長崎県 2012.10
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翼下面

別姿

長崎県 2012.10
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腰は

白い。
やはりハイイロチュウヒのメスに似る。

長崎県 2012.10
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後頭部は

白い。
これはマダラチュウヒ幼鳥の識別ではないようですが、 他のチュウヒもいる中、この個体を探すのは容易でした。

長崎県 2012.10
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後頭部

V字飛行中でも見られました。

長崎県 2012.10
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アカアシチョウゲンボウと

ツーショット。

長崎県 2012.10
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もう1枚

アカアシチョウゲンボウと

長崎県 2012.10
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人を見ている

人がいなくなると、こんな所に止まっています。チュウヒと同じように人を結構見ているようです。隠れて観察するのがベターのようです。

長崎県 2012.10
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かっこいい姿

通常は下を向いてエサを探している姿が多いのですが、これは顔を上げてくれました。かっこいいです。

長崎県 2012.10

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