見て歩き北九州発 野鳥 一覧 スズメ目モズ科
モズ交雑
全長:18-20cm
 モズ類は交雑があるようです。この鳥は、当初、俗称オリイモズと騒がれましたが、権威有る機関で交雑種とされました。その後、日本鳥類目録第7版が出てからは、追加されたモウコアカモズ(俗称オリイモズを含めて範囲が広い)ではないかとの意見が聞こえてきます。ここでは決定的な理由がない限りモズ交雑としておきます。
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俗称オリイモズ(Red-tailed Shrike)ではないかと騒がれた個体

オリイモズにしては尾が赤くない。
カラアカモズ+シマアカモズの交雑種との見解があります。
野鳥プロ写真家が、「このタイプはモンゴルで見た」との証言があり、モウコアカモズではないかという説もあります。

熊本県 2012.2
Canon EOS7D + EF600mmF4L * 1.4

以下同じ個体です。
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初列風切基部に白斑

眉斑や喉から下面は白い。

熊本県 2012.2

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セアカなモズ

背が普通のモズのように灰色ではありません。
セアカなモズと言ってもセアカモズとは、頭の色などが違います。

熊本県 2012.2

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尾はこんな色。

俗称オリイモズ(英名:Red-tailed Shrike)なら、もう少し赤っぽい尾のモズのようです。
この点が俗称オリイモズとは違うところです。

熊本県 2012.2

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くちばし

はカギ状になっています。
これは他の種類のモズとも同じ

熊本県 2012.2

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得物ゲット


熊本県 2012.2

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やってんだか。
糞をするかと思いきやしませんでした。
下尾筒は良く見えます。

熊本県 2012.2

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ジャンプ

して移動

熊本県 2012.2

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飛び降りる

くらいでは翼は拡げない。
まあ、そんな鳥多いです。

熊本県 2012.2

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色々な所に

止まりました。私が見た日はサービス満点で、人を恐れる気配は全くありませんでした。人が並んでいても無視していました。

熊本県 2012.2


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2年後

いました。
日本鳥類目録第7版が出てからは、範囲の広いモウコアカモズ(俗称オリイモズを含む)ではないかとの意見が聞こえてきます。

熊本県 2014.1
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以前より

赤味が増したと聞きましたが、変化の度合いは良くわかりません。
ここでは交雑種としておきます。


熊本県 2014.1


  <参考>
  モウコアカモズ: 英名:Daurian Shrike、  学名:Lanius isabellinus ssp.
  蒙古赤百舌
  俗称オリイモズ: 英名:Red-tailed Shrike、学名:Lanius isabellinus phoenicuroides

  ※ssp.とは、「〜の亜種(subspecies)」のこと。

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