見て歩き北九州発 野鳥 一覧 チドリ目チドリ科
オオメダイチドリ 大目大千鳥 Greater Sand Plover Charadrius leschenaultti  
全長22-25cm 春秋の旅鳥
生息場所:夏は、トルコ〜中央アジアの地帯で繁殖し、冬は、アフリカ東部・インド・東南アジア・オーストラリアなどで越冬する。日本では春と秋の渡りの時期に通過する旅鳥だが個体数は少ない。河口や海岸の干潟、砂州などに生息する。 習性:他のチドリ類に混じっていることが多い。声:「クリリツッ」 出典:図鑑等へ

■雌雄 冬羽では同色、夏羽オスは前頭・眼先・頬が黒い。夏羽メスはオス黒い部分が褐色。
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冬羽
羽縁のバフ色(幼羽)が残っています。
さしずめ第1回の冬羽

オオメダイチドリは脚が長く、くちばしが太く長い。

佐賀県 2005.10

SWAROVSKI STS80HD (20-60zoom) + SONY DSC-W1

■夏冬 夏羽では後頸から胸はオレンジ色。
■特徴など
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検証のためにオオメダイチドリ(左)とメダイチドリ(右)を並べました。

冬羽と夏羽の違いがありますが、体のバランスに注目ください。オオメダイチドリ(左)はメダイチドリ(右)より、くちばしが長く脚も長いのが分かります。
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シロチドリに似る

冬羽はシロチドリに似ていますが、主要識別ポイントとして、くちばしが太く大きく、後頚に白い首輪がなく後頭部と背が同じ色です。

熊本県 2005.9
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オオメダイチドリ(左)

シロチドリ(手前右:全長15-17mm)との大きさ比較。

メダイチドリ(全長19-21mm)ならシロチドリとほぼ同じに見えます。

熊本県 2005.9
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かかとを曲げて休む姿

折れ曲がっている部分はかかとです。ひざは見えません。

熊本県 2005.9
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くちばしが小さいタイプ

くちばしが小さいが、後ろのハマシギ(全長16-22mm)より大きい。


熊本県 2005.9
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くちばしが小さいタイプ2

くちばしが小さい。

福岡市 2011.9
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トウネンと比較

上のは群れでしたが、トウネンと比較すると異様に大きい。

福岡市 2011.9

■亜種
  ・Charadrius leschenaultti leschenaultti 基亜種 日本に渡来
  ・Charadrius leschenaultti columbinus
  ・Charadrius leschenaultti crassirostris


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