見て歩き北九州発 野鳥 一覧 スズメ目カササギヒタキ科
サンコウチョウ 三光鳥 Black Paradise Flycatcher Terpsiphone atrocaudata  
全長オス45cm、メス17.5cm 夏鳥
生息場所:日本、台湾、フィリピンに分布する。日本には、夏鳥として渡来し、平地から低い山の薄暗い森林で繁殖する。日本で繁殖した個体の多くは、冬季中国南部からインドネシアのスマトラへ島へ渡り越冬する。 習性:暗い林を好み、林の間を軽快に飛び昆虫を捕らえる。メスもオスと同様の声でさえずるものもいる。細い枝にコップ型の巣を造る。 声:さえずり:「ヒィー ツー フィ ホイホイホイ」、地鳴き:「ジッ」、「ギッ」 出典:図鑑等へ

■雌雄
説明の写真
オス 繁殖期のオスは尾に飾り羽があり長く見える。 山口県 2009.7
 Canon EOS KissX + EF400mmF5.6
説明の写真
メス

メスは飾り羽がなく、背は茶褐色。

山口県 2007.7

説明の写真
幼鳥

青いアイリングがほとんどない。これはおそらく幼鳥と思われる。

長崎県 2010.08

■夏冬  オスの飾り羽は夏の終わりに抜ける。
説明の写真
オス(成鳥)

8月、飾り羽は抜け落ちています。
時期的に2回目の繁殖か、子育てでやつれているように見えます。

山口県 2008.8


■特徴など
説明の写真
オス横姿

飾り羽が長いので、全身を入れようとするとか顔や体が小さくなってしまいます。
鳴き声は「日、月、星、ホイホイホイ」と聞きなして三光鳥と呼ばれます。

山口県 2007.6

Canon EOS30D + EF600mmF4×1.4

説明の写真
オス正面

割と明るい所に出たのでデジスコで撮れました。

鹿児島県 2005.6

SWAROVSKI STS80HD (20-60zoom) + SONY DSC-W1

説明の写真
オス下から

尾の基部は膨らんでいます。

山口県 2007.7

説明の写真
オス下から

別角度

福岡県 2011.7

説明の写真
オスの背と尾上面

福岡県 2011.7

説明の写真
尾にある飾り羽は

やはり長いです。

福岡県 2011.7

説明の写真
飾り羽を後ろ

から見た場合

山口県 2014.6

説明の写真
オス飛翔

わかるかな〜

飾り羽がなびいています。

山口県 2014.6

説明の写真
メス

前姿
2番目最初のメスと同じ個体

山口県 2007.7

説明の写真説明の写真
メス飛翔 上と同じ個体
説明の写真
メス横姿 鹿児島県 2005.6
説明の写真
オス(左)とメス(右)は、目の回りの青い部分の太さも違うようです。 鹿児島県 2005.6
説明の写真
オス 育雛 山口県 2007.7
通常、巣の写真は良くないけど昔の写真です。もうここでは見られません。
偶然、巣を見つけました。会社員だったので巣立ちは見られませんでした。
説明の写真
メス 育雛 山口県 2007.7
通常、巣の写真は良くないけど昔の写真です。もうここでは見られません。




■亜種
T. a. atrocaudata   亜種サンコウチョウ 本州,四国,九州
T. a. illex 亜種リュウキュウサンコウチョウ 奄美諸島以南
periophthalmica   台湾、フィリピン

サンコウチョウ属の中には、カワリサンコウチョウ属、ミヤマサンコウチョウ属、アフリカサンコウチョウ属など14属あります。もちろん見たことありません。
インドやタイ等のカワリサンコウチョウは与那国島に出現したことがあるようです。

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