見て歩き北九州発 野鳥 一覧 スズメ目サンショウクイ科 |
サンショウクイ 山椒食 Ashy Minivet Pericrocotus divaricatus |
全長20cm 北部九州では春秋の旅鳥 |
生息場所:夏季にロシア東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季は東南アジアへ南下し越冬する。日本では夏鳥とされているが、北部九州では春秋の渡りの時期に見られる。 習性:春秋は群で渡る。 声:「ヒリヒリン」、「リィーリン」 出典:図鑑等へ |
■雌雄 |
オス オスは頭が黒いです。 胸まで黒ければ亜種リュウキュウサンショウクイです。 福岡市 2006.4 SWAROVSKI STS80HD (20-60zoom) + SONY DSC-W1 |
メス 頭が黒くありません。 上と同じ場所同じ日 |
オス後ろから 福岡市 2006.4 SWAROVSKI STS80HD (20-60zoom) + SONY DSC-W1 |
メス横から 上と同じ場所同じ日 |
たぶん幼鳥 雨覆に白斑(線)が見えます。 また初列風切は、上のメス成鳥に比べて僅かに茶褐色っぽく見えます。 9月ですから少し育った幼鳥と思われます。 山口県 2009.9 |
■夏冬 同色 ■亜種(国内) 亜種サンショウクイ 亜種リュウキュウサンショウクイ |
亜種リュウキュウサンショウクイ 腹や全体が黒いです。 沖縄県 2006.7 |
亜種リュウキュウサンショウクイの幼鳥 と思われます。幼鳥特有の白い斑点が見えます。 上と同じ場所で2羽いました。 |
■特徴など |
食性は 動物食です。昆虫類、クモ等を食べます。獲物は樹上で捕食します。 写真は、青い虫をくわえています。 鳥名は鳴き声が日本語では「ヒリリー」と聞こえ、山椒を食べた(「山椒は小粒でもピリリと辛い」という諺)と連想されたことに由来します。 |
飛ぶ姿 画像は飛出しの姿ですが、秋の渡り前の集結をしているときです。 山口県 2008.9 |
渡り 南へ渡っていました。 山口県 2008.9 |
これだけの数以上が渡っていました。 小さなヒリヒリ声もこれだけ集まると、うるさいくらいでした。 |
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