見て歩き北九州発 野鳥 一覧 スズメ目セキレイ科
タヒバリ 田雲雀 Water Pipit Anthus rubescens  
全長16cm 冬鳥
生息場所:ユーラシア大陸東部、北アメリカのツンドラ地帯等で繁殖し、、冬季は北アメリカ南部、日本等に渡り越冬する。日本では冬鳥として本州以南にに普通に渡来し、河原、畑地、水田の刈跡、池沼畔などで見られる。 習性:群れをつくる。セキレイのように腰を振り、足を交互に出して歩く。飛ぶ時には波形を描く。主に地上で、草の実や昆虫類を採食する。 声:「ピィーッ ピィーッ」、「ピィッ ピィッ」 出典:図鑑等へ

■雌雄 同色
説明の写真
群れていました

タヒバリはビンズイに似ていますが、こちらは眉斑に黒みがありません。顔も違います。
ムネアカタヒバリにも似ていますが、タヒバリは緑色味があり、背の縦斑は不明瞭です。

長崎県 2005.11

SWAROVSKI STS80HD (20-60zoom) + SONY DSC-W1

■夏冬
説明の写真
夏羽

夏羽では下面が淡赤橙色です。
全体的に冬のイメージとは違いますので注意が必要です。


熊本県 2006.04
説明の写真
冬羽

下面は淡赤橙色ではありません。
一番長く見られるおなじみの姿です。


長崎県 2010.02

Canon EOS7D + EF600mmF4L × 1.4

■特徴など
説明の写真
タヒバリはセキレイ科、ヒバリ科ではありません。
ハクセキレイと一緒にいました。


朝倉市 2006.12
説明の写真
田圃のバック以外でも


鹿児島県 2005.2
説明の写真
後ろ指の長いのが特徴


天草 2006.4
説明の写真
採餌

主に地上にいて、昆虫類や草の実を採食します。


福岡県 2010.4
説明の写真
ジャーンプッ!

ジャンプ程度では翼を使わないようです。


鹿児島県 2009.12

■亜種 日本鳥類目録第6版では亜種なし。
  ただし次の3種をまとめてタヒバリ A.spinoletta としている。
A.rubescens   タヒバリ Buffbellied Pipit 北アメリカなどで繁殖
A.spinoletta   イソタヒバリ Rock Pipit ヨーロッパの北部とイギリスで繁殖
A.spinoletta   ミズタヒバリ Water Pipit 上記以外
   ※欧米では日本のタヒバリは A.rubescens という見方もある。
 
説明の写真
(参考)サメイロタヒバリ

全身が薄い色で、胸の縦斑はありません。


福岡県 2009.2
<参考>飛び立つ一瞬の声
タヒバリ 「ピピピピ」と鋭い声
ムネアカタヒバリ 「スィーッ」 細く高音質で尻上がりの声
マミジロタヒバリ 「プィシェーン」「ビュイーン」 非常に大きなしゃがれた声
セジロタヒバリ 「チュッ、チュッ」、鳴いていないこともある。
ビンズイ 「ツイッ〜」「ズィー」 出典:図鑑等へ

HOME  RETURN
Copyright 2002〜 見て歩き北九州発 All Rights Reserved