見て歩き北九州発 動物 ネコ目(食肉目)イタチ科
テン(貂、黄鼬) Japanese marten, Yellow marten Martes melampus  
体長オス45〜49cm メス42cm
生息場所:低山地から亜高山帯針葉樹林にかけて生息する。単独で生活する。 習性:テンは夜行性で、木登りがじょうず。イタチ科の動物の中で最も樹上生活に適している。肉食だが果実も好む。
説明の写真
 ニホンテン(ホンドテン)夏毛
 テンはイタチと違って、耳が大きい、口辺に白い部分がないなどの特徴があります
 福岡県 2021.6

■特徴など
説明の写真説明の写真
ツシマテン(左)とイタチ(右)の顔の違い
説明の写真
夜行性・・ですが10時くらいまでは

遠くて分かりにくいけどニホンテンのようです。 夜行性ですが獲物がいたので出て来たと思われます。 さっきまで獲物がいた所を探しています。

熊本県 2012.2
説明の写真
獲物?

コミミズクです。ここでずっと寝ていました。どっちが獲物?
コミミズクならニホンテンの足音などすぐに察知するでしょう。 また、飛んで逃げても羽音すらせずに飛び去ります。

熊本県 2012.2

■種類
M. m. melampus ニホンテン(ホンドテン) 日本(本州、四国、九州)固有亜種。佐渡島は移入  夏季は毛衣が赤褐色や暗褐色で、顔や四肢の毛衣は黒、喉から胸部が橙色、尾の先端が白い(夏毛)[5]。冬毛は毛衣が赤褐色や暗褐色で頭部が灰白色(スステン)か、毛衣が黄色や黄褐色で頭部が白い(キテン)
 〃 (エゾ)クロテン 北海道 移入 冬でも毛色は変わらない
M. m. tsuensis ツシマテン 対馬に生息 喉から胸部に不規則な黒い斑紋が入る。夏毛は毛衣が褐色で、頭部や顔は濃褐色、喉から胸部が赤や赤褐色、黄褐色、四肢は黒い。冬毛は毛衣が褐色、頭部が汚白色、顔や四肢は黒褐色、喉から胸部が淡褐色や黄褐色。
M. m. coreensis コウライテン  朝鮮半島? 冬毛は毛衣が黄色で、頭部の白色部が後頭部に達する。
説明の写真
亜種ツシマテン
(夏毛)

胸が黄褐色です。冬毛は頭部が灰白色になり、ワタボウシかぶりと呼ばれるようです。

対馬 2010.5

Canon EOS30D + EF400mmF5.6

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