見て歩き北九州発 野鳥 一覧 ハヤブサ目ハヤブサ科
チョウゲンボウ 長元坊 Common Kestrel Falco tinnunculus  
全長オス33cm、メス38cm 北部九州では冬鳥
生息場所:ユーラシア大陸とアフリカ大陸に広く分布する。寒冷地で繁殖した個体は、冬季に南方へ渡り越冬する。日本では主に秋冬に平地の農耕地、草原で見られるが、一部繁殖している所もある。 習性:細い翼を速くはばたき、体を斜めにして、ホバリンングをする。グライディングを交え、ひらひらした感じで直線的に飛ぶ。 声:「キイ キイ キイ」 出典:図鑑等へ

■雌雄
説明の写真
オス

頭と尾は青灰色。
初めての出会いの写真です。猛禽類としても初めてでした。家を出てすぐだったので驚きました。

苅田町 2003.12

SWAROVSKI STS80HD(20-60zoom) + Nikon COOLPIX4300
説明の写真
メス

全体的に褐色です。

出水市 2003.12

■夏冬 同色
■特徴など
説明の写真
オス横姿

秋に渡来してから、ほとんど同じ場所に居ます。テリトリーは広くなさそうです。
九州では冬鳥で9中〜3月頃見られます。

苅田町  2004.1
説明の写真


上空を飛んでいます。渡りではないかと思われます。
「チョウゲンボウ」とは変な名前です。名前は、トンボの方言の一つ「ゲンザンボー」が由来という説があります。 飛んでいる姿は、下から見るとトンボのように見え、「鳥ゲンザンボー」→「チョウゲンボウ」になったという説です。

北九州市 2006.10
Canon EOS30D + EF400mmF5.6
説明の写真
秋色

こちらは、秋色をバックに撮れました。
説明の写真
可愛く見えます

お気に入りの場所に止まっているようです。
何回かここに止まりました。また近づいても割と逃げませんでした。
別のチョウゲンボウは、かなり遠かったのに、人の姿ですぐ逃げました。個体によってさまざまです。

下関市 2005.11
説明の写真
ホバリング

チョウゲンボウはホバリングが得意です。ホバリングでは1点で対空していますので、撮影しやすいです。

岡山県 2007.12
説明の写真
オス飛翔横上面

顔が分かるように

鹿児島県 2007.1
説明の写真
メス飛翔

顔は分からないけど(^^;

上と同じ日
説明の写真
くつろぎ

あられもない格好で、くつろいでいます。

長崎県 2007.10
説明の写真
おやおや

何をどうしてんのか。
説明の写真
飛び立ち

飛び立つ瞬間です。

長崎県 2007.10

■亜種(東アジア) 出展:「Birds of East Asia」
F.t. interstinctus   亜種チョウゲンボウ ヒマラヤ地方から日本 日本で見られるチョウゲンボウ、淡色型は?詳細不明
F.t. tinnunculus   亜種チョウセンチョウゲンボウ ユーラシア大陸の北方 「Birds of East Asia」の絵はこの基亜種を描いていると思われる。 オス成鳥:上面の黒色斑が小さく数も少ない。(BIRDER 2012.09)、 主に大雨覆・三列風切の黒斑は各羽の先端のみ。(♪鳥くんの野鳥図鑑670)
F.t. perpallidus   和名なし ロシア東部、中国東北部、朝鮮半島 日本の淡色個体は、亜種チョウゲンボウの淡色型か、この亜種かも知れない。「Birds of East Asia」 出典:図鑑等へ

説明の写真
亜種チョウセンチョウゲンボウ
と思われる個体
オス成鳥

上面の黒色斑が小さく数も少ない。

長崎県 2014.10
説明の写真
亜種チョウセンチョウゲンボウ2
オス成鳥

黒斑は各羽の先端にある。
風切羽は濃いので、たんに薄いチョウゲンボウ(F.t. perpallidus )ではないようです。

長崎県 2014.10

 ・チョウゲンボウ採餌
 ・チョウゲンボウ保護

HOME  RETURN
Copyright 2002〜 見て歩き北九州発 All Rights Reserved