見て歩き北九州発 野鳥 一覧 チドリ目カモメ科 |
ワシカモメ 鷲鴎 Glaucous-winged Gull Larus glaucescens |
全長61-69cm まれな冬鳥 |
生息場所:シベリア東部、カムチャツカ半島、アラスカ北西の沿岸で繁殖し、非繁殖期は、繁殖地付近に留まる個体と南下する個体に分かれる。日本では冬鳥。主に北海道に渡来するが、西日本ではごく稀。海岸、内湾、港、河口などに生息する。岩礁のある海岸を好む傾向がある。 習性:オオセグロカモメ等の群れに数羽混じっていることが多い。食性は動物食。主に魚類や動物の死骸などを食べる。声:「ニャーオ」「アゥー」「キィーュ」 出典:図鑑等へ |
■雌雄 同色 |
北海道では普通 初列風切(尾の上の部分)と背の色が同じ。 北海道 2011.1 Canon EOS30D + EF600mmF4 × 1.4 |
■夏冬 冬羽では頭から胸にかけてモヤっとした灰褐色の斑が入る。 |
■亜種(国内) なし、本種はアメリカオオセグロカモメの近縁種 |
■特徴など |
背の色の違い 手前はワシカモメ、右はオオセグロカモメ、奥はシロカモメ。 北海道のカモメ御三家。 北海道 2011.1 Canon EOS30D + EF600mmF4 × 1.4 |
水に浮く姿 北海道 2011.1 |
福岡県に現わる 初列風切(尾の上の部分)が背の色よりやや濃く見える。九州に現われたことからも雑個体かも知れない。 ワシカモメは大きいが、この個体は大きく感じなかった。ただワシカモメは大きさに変化があるようです。 くちばしは太くないのでメス型に見える。 福岡県 2010.2 Canon EOS30D + EF600mmF4 × 1.4 |
翼上面は ベッタとした灰褐色で、目立って濃いところがどこにもない。 この写真では初列風切は黒っぽくないのが良くわかる。 上と同じ個体 福岡県 2010.2 |
翼下面も白い。 セグロカモメやオオセグロカモメは翼先が黒っぷいので、これは明らかにそれらとは違います。 福岡県 2010.2 |
フンを しています。 福岡県 2010.2 |
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