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野鳥の用語説明 Bird term
出展:鳥630図鑑 日本鳥類保護連盟(2002.7.1発行)、日本の野鳥590(2003.6.9発行)、他

 ■姿に関する用語
全長 ぜんちょう くちばしから尾の先までを、真っすぐにした時の長さ。
おす 雄を表す記号
めす 雌を表す記号
換羽 かんう 羽毛が抜け変わること。年1回の全身の換羽は夏の終わりに行われますが、春にも一部分の換羽が行われるものも多くいます。夏羽冬羽と年2回換羽の鳥もいます。幼羽から成鳥になるとき換羽します。成長過程における換羽については、成長順に第○回(夏・冬)羽と呼びます。カモメ類は4年くらいで成鳥になります。シギやチドリ類については第1回冬羽が部分換羽の種が多い。
成鳥 せいちょう 繁殖できる年令以上で、それ以上羽色が大きく変化しない鳥。種類によって成鳥になる期間が異なります。
ヒナ ひな 一般にふ化後、羽毛が生えそろって巣立ちするまでの期間の鳥。 また、小鳥では親の世話を受けている時期も含まれます。
幼鳥 ようちょう 巣立ち後、第1回換羽(その年の秋)までの時期の鳥。
幼羽 ようう ひなに最初に生える羽。幼羽が生え揃った段階を「幼鳥」と呼ぶ。
若鳥 わかどり 第1回換羽後、成鳥羽に換羽するまでの時期の鳥。
第1回冬羽 だいいっかいふゆばね 第1回換羽後、最初の冬の姿。第1回冬羽が成鳥冬羽とほとんど変わらない種もあるが、幼羽が一部残る種がある。1Wと表記する場合がある。
夏羽 なつばね 繁殖期や番(つがい)をつくる時期の羽色。一般に春の換羽によって夏羽になりますが、 アトリやノビタキなどのように羽毛の先端部分がすり切れて、内側の羽色が見えてくる場合もあります。
冬羽 ふゆばね 非繁殖期の羽色で、一般に夏の終わり頃の換羽によって冬羽になり、地味な色をしていることが多い。
エクリプス Eclipse カモ類は冬期に番(つがい)を形成することから、冬に綺麗になります。 他の鳥であれば綺麗になる羽を夏羽と呼び、綺麗でないのを冬羽と呼びますが、 カモ類は綺麗でないのを冬羽と呼ばずエクリプスと言います。 その羽色は地味で、メスと良く似ています。 なお「エクリプス」の語源は日食や月食等のかげることを言います。
亜種 あしゅ 種の下位区分。地域的に隔絶した所で亜種が出現しやすい。必ず種小名と同じ学名の亜種が存在し、これは原亜種・基亜種等と呼ばれる。これは分化の元となった原種ではなく最初に記載された標本をいう。亜種同士では交配が可能な場合があり、既存の亜種が生息する地域に別の亜種を持ち込む場合は両者の交雑が起き、遺伝的多様性が変わってしまう。
飾り羽 かざりばね 繁殖期に見られ、他の時期には見られない飾りのような美しい羽毛。
冠羽 かんむりばね、かんう 頭から生えている冠状の羽。
 ※鳥の各部名称は こちら

 ■生息場所に関する用語
渡り わたり 繁殖地と越冬地を、年に1往復、季節にともなって移動すること。この移動をする鳥のことを渡り鳥といいます。
夏鳥 なつどり 繁殖するために日本に渡来する渡り鳥。春に渡来し夏を過ごし、秋に南方へ渡って越冬します。
冬鳥 ふゆどり 越冬するために渡来する渡り鳥。秋に渡来し冬を過ごし、春に北方へ渡って繁殖します。地域によって冬鳥かどうか鳥種が異なります。
留鳥 りゅうちょう 同じ地域に1年中生息して、季節的な移動をしない鳥。ただし、同じ個体が同じ場所にいるわけではなく、短距離の移動を行う。
旅鳥 たびどり 渡りの時期に、日本を通過する途中に立ち寄る鳥。主に春と秋が通過するのが普通。一般的に日本の南方で越冬して、日本の北方で繁殖します。
迷鳥 めいちょう その種類の通常の分布域や、渡りのコースから大きくはずれて、日本に渡来した鳥。
漂鳥 ひょうちょう 留鳥ではあるが、国内で繁殖地と越冬地を変え、小規模の季節移動をする種。 山地で繁殖し低地で越冬するものや、北方で繁殖し南方で越冬するものなどがある。
越夏 えっか 渡り途中の冬鳥が何らかの原因によって本来の繁殖地とは違う地域で夏を越すことをいう。また、繁殖能力のない若齢の非繁殖個体が越冬地やその付近で夏を越すこともいう。
越冬 えっとう 渡り途中の夏鳥が何らかの原因によって本来の越冬地とは違う地域で冬を過ごすことをいう。

 ■鳴き声に関する用語
囀り さえずり 主に繁殖期に鳴く特別な節回しの鳴き声。 一般的には主にオスが鳴きますが、タマシギはメスが鳴きます。
地鳴き じなき 個体同士の合図に使われる鳴き声。一般的に地味な単音で、繁殖期・越冬期・雌・雄・成鳥・幼鳥の区別なく鳴きます。
ぐぜり ぐぜり 完成されたさえずりとは異なり、つぶやきのように続けるはっきりしない鳴き声。 地鳴きのさえずりの一部、時には他の鳥のまねを入れることもあります。
高鳴き たかなき 「モズの高鳴き」といって、秋にモズが「キーキーキー、キチキチキチキチ」と甲高く鳴く声をいいます。これは縄張り主張の意味です。オスもメスも高鳴きします。(Ada)
谷渡り たにわたり 「ウグイスの谷渡り」と呼ばれる鳴き方で、ウグイスが警戒する時の鳴き方です。「ケキョッケキョッケキョッ」と連続して鳴きます。何故「谷渡り」と呼ばれるかは、谷に響き渡るような大きな声だからという説があります。
聞きなし ききなし 鳴き声を言葉になぞらえたもの。ホトトギスの「特許許可局」は有名。

 ■動作・行動に関する用語
ホバリング Hovering 翼をたくみにはばたいて、空中の一点に静止する飛び方。
グライディング、滑空 Gliding 翼をはばたかず、グライダーのように滑空して飛ぶこと。
ソアリング、帆翔 Soaring 翼を広げて上昇気流などに乗ることにより、はばたかずに飛ぶこと。ワシタカ類や海鳥などで見られる。帆翔(はんしょう)ともいう。
流れる (通称) 渡りタカ類が上昇気流で帆翔し、タカ柱ができた後、滑空に入ることをいう。
フライング・キャッチ Flying catch 枝から飛び立って、飛ぶ虫を空中で捕らえて再びもとの枝に戻る動作。
ディスプレイ Display 求愛や威嚇などの際、音や動作・姿勢などで誇示する行為。
ドラミング Drumming 鳴き声ではなく、別の方法によって音を出す動作。キツツキ類では連続して木をたたき、ヤマドリなどは翼をふるわせて音を出します。
クラッタリング Clattering コウノトリなどがくちばしを激しく打ち鳴らすこと。求愛や威嚇(いかく)のために行うことが多い。
モビング Mobbing 小鳥などが、群れをなしてワシタカ類やフクロウなどの猛禽(もうきん)類に攻撃をしかけ、威嚇して相手を追い払う行動。
カラスは良く、猛禽類にモビングしています。
英語の"mob"は、群れとか暴徒の群などの意味
托卵 たくらん 卵を他の巣などに産みつけ、世話を托する習性のこと。カッコウ類のひなが他の卵を巣外に捨てる行動は知られています。
ペリット ぺりっと 鳥は未消化のものを吐き出すことができ、吐き出した残骸をペリットという。
そ嚢 そのう 鳥はそ嚢を膨らましていることがあります。そ嚢は食道の一部が発達したもので餌を貯めておくための器官。固い餌をやわらかくする役割も果たします。多くの野鳥のそ嚢は1つですが、インコ類やハト類はそ嚢が2つあり、昆虫食の野鳥の中にはそ嚢がない鳥もいます。
求愛給餌 きゅうあいきゅうじ 求愛相手に獲物を差し出す行為。一般的にオスからメスに対して行われます。求愛を受け入れた後も行われることがあります。
ホッピング ほっぴんぐ 両脚をそろえてはね歩くこと。主に樹上性の鳥に見られます(例:スズメ)。
ウォーキング うぉーきんぐ 脚を片方ずつ前に出して歩くこと。主に地上性の鳥に見られます(例:ハト)。

 ■当掲示板で良く使われる用語・略語(野鳥関係) (私がまとめた用語)
ライフリスト Life list 見た野鳥あるいは撮った野鳥の一覧リスト。外来種を含めたり含めなかったり、亜種までカウントしたりしなかったり、個人個人で定義は異なります。
ライファー Lifer 初めて見た鳥あるいは初めて撮った鳥。
MF My Fields 自分が主に野鳥観察する場所。内容によってマニュアルフォーカス(カメラ用語)と使い分けます。
ニアミス Near miss 元々は飛行機が近くに飛び、危険な状態をいうが、野鳥観察者同志が同じ場所に居て会えなかったことをいう。
ボウズ ぼうず 魚が釣れなかった時にいう「ボウズ」を野鳥観察に置き換えて言っている。
トビモノ とびもの 野鳥の飛んでいる姿。
シギチ しぎち シギ・チドリ類の総称、同じような時期、同じような場所に渡って来る。
@シギ(チドリ目シギ科)・・クチバシと足が長い。XXシギ、トウネン、キリアイ等
Aチドリ(チドリ目チドリ科)・・クチバシと足が短い。XXチドリ、ケリ、タゲリ、ダイゼン、ムナグロ等
チドリの趾(あしゆび)は前3本しかなく、後趾は退化している。砂の上をすばやく走るため。
バンディング Banding 調査のため金輪(バンド)や旗(フラッグ)を付けること。
アオバ(等) 略称 名前の略、アオバズクを「アオバ」など名前を略して表す。
ホイホイ(等) 略称 鳴き声で鳥を表す、サンコウチョウはホイホイ(ホイ)と鳴くので、「サンコウチョウ」と長く入力せずに「ホイホイ」と簡単に入力する。
のび太君(等) 結合略称 ノビタキのオスをいいます。他にジョビ娘やジョビ嬢など、簡略名称にオスメス識別を入れたりします。
コスノビ(等) 結合略称 コスモスとノビタキの写真をいう。ノビコスでも良い。旬の花と旬の鳥の組み合わせが良い。花と鳥は何でも良く、他にハスカワ(蓮の花にカワセミ)などがある。花と鳥の名前の組合せで使用する。

 ■当掲示板で良く使われる用語・略語(撮影機材関係)
AF Auto Focus ピントを自動(カメラまかせ)にすること。
CCD Charge Coupled Device コンパクトデジカメなどでフィルム(1枚分)代わりに使われています。これは電荷結合素子のことで、半導体を用いて光を電荷に変えて記憶する媒体です。CCDサイズは一般的に大きいほど拡大しても綺麗です。
MF Manual Focus ピントを自分で調整すること。内容によってマイフィールド(野鳥観察用語)と使い分けます。
SS Shutter Speed シャッター速度、これが速いほど被写体ブレが少ない。
WB White Balance 太陽光の下、曇天下、蛍光灯下など光の条件(色温度)が違っても、白を白く見えるように調整すること。
FMA F Mount Adapter ニコンのFマウントアダプターで、一眼レフのレンズをスコ−プ代わりに使用できるものです。一眼用レンズ+FMA+接眼レンズ+コンパクトデジカメで撮影します。
コンデジ こんでじ コンパクト・デジタルカメラの略。
デジ眼、デジ一 でじがん 一眼レフのデジタルカメラ。
ロクヨン(等) ろくよん 600mmF4.0の望遠レンズ、他にゴーヨンやサンニッパなどがある。
収差 しゅうさ 色収差やその他の収差(球面、コーマ、非点、像面、歪曲収差)があります。良く使われる色収差とは色のにじみのことで、光の波長の違いで、違う色が見えたりします。
大砲 たいほう 大型の望遠レンズ。
披写界深度 ひしゃかいしんど ピントの合う奥行きを言います。絞りを絞れば奥行きが深くなり、遠くもボケずに写ります。逆に奥行きを浅くすると被写体が浮きあがってすっきり写ります。
露出 ろしゅつ 露出は光量のことで、絞りとシャッター速度で決まります。露出により写真の明るさ暗さが変わります。自動露出をAE(Auto Exposure)と言います。場面により±補正して写します。

 ■当掲示板で良く使われる用語・略語(ホームページ関係)
スレ Thread スレッドの略、掲示板のひと枠(返信を含む)。トピックという場合もある。スレ主やトビ主とも使われる。
レス Response レスポンスの略、応答または返信。
トリム Triming トリミングの略、写真の切り出し。
レタッチ Re'touch この掲示板ではフォトレタッチのことで、写真修正のことをいう。
HP Home Page ホームページの略。
ROM ロム 「しばらくROMしていました」などと使われる場合、Read Only Memberの略。掲示板等で他のメンバの書き込みを読むだけのメンバ。パソコン用語の、Read Only Memory(ROM)にあやかった語であるとされています。
(^o^)等 かおもじ 文章は抑揚がないので、冷たく感じさせるのを和らげる効果があります。

 ■当掲示板で良く使われる用語・略語(読みにくい漢字)
つがい オスメスの対。
ねぐら 外敵を避けて休息をする場所のことで、一般的には夜間に休む場所のことをいいます。
採餌 さいじ 餌を採ること。
ゆび、あしゆび 後趾、第一趾などとも使われます。この場合「し」と読みます。外反母趾とかの「趾」です。
はね 蝶やトンボの「はね」を言います。前翅の場合は「ぜんし」とか「前ばね」などと言います。
くちばし くちばしのこと。
囀り さえずり 主に繁殖期に鳴く特別な節回しの鳴き声。
夏羽、冬羽 なつばね、ふゆばね 「なつば」、「ふゆば」と言う人がいるので注意、話がわからなくなる。
縦斑、横斑 じゅうはん、おうはん 「たてはん」、「よこはん」ではない。
眉斑 びはん 「まゆはん」ではない。
 
 ■英略語等
Sp Species 属名などの後につけて、「の一種」という意味。
J,Juv Juvenile 直訳は若いとか未熟。幼鳥のこと。
Imm Immature 若鳥。
Ad Adult 成鳥。
1W 1st-Winter 第1回冬羽、カモメ類は2〜4回冬を越して成鳥になる。その間の呼び名。
1S 1st-summer 第1回夏羽。
Male Male オス、雄、♂。
Female Female メス、雌、♀。
P Primaries 初列風切。
S Secondaries 次列風切。
T Tertiary 三列風切。
S Song さえずり。
C Call 地鳴き。
D Drumming ドラミング。
F Flying 飛翔。
数字+-   10+-の場合、10羽前後。
数字+   10+の場合、10羽強、10羽ちょっと。
数字-   10-の場合、10羽弱。
Jizz Jizz(じず) Jizzとは、見た目の特徴となる要素を経験的に全体の雰囲気としてとらえること。 多くの経験によりこれができれば、良く似た種を感覚的に「違う!」と認識できる。

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