見て歩き北九州発 野鳥 一覧 ペリカン目トキ科 |
クロツラヘラサギ 黒面箆鷺 Black-faced Spoonbill Platalea minor |
全長74cm 冬鳥(九州では一般的) |
生息場所:朝鮮半島の西海岸や中国の北東部で繁殖し、冬季は中国南部から東南アジア、台湾、ベトナムなどに渡って過ごす。 世界で2000羽ほどしかいないと言われる希少種。日本には九州を中心に少数が飛来する。広い池沼、水田、干潟など水辺に生息する。 習性:くちばしをかみ合わせながら首を左右に振り、泥の中の小動物を食べる。飛ぶ時は、首と足を伸ばして飛ぶ。声:「ウブー」「ウブー」 出典:図鑑等へ |
■雌雄 同色 ■夏冬 |
夏羽 飾り羽が出て胸に黄色味が出ています。 クロツラヘラサギは、繁殖地も個体数も少なく世界的に希少な鳥ですが、北部九州には飛来します。 福岡市 2005.4 SWAROVSKI STS80HD (20-60zoom) + SONY DSC-W1 |
冬羽 冬羽は冠羽も赤味もありません。 写真の個体は、顔の黒い裸出部が小さく、上嘴に波状の模様がなく、幼いようです。 北九州市 2004.3 SWAROVSKI STS80HD (20-60zoom) + Nikon COOLPIX4300 |
■亜種(国内) なし ■特徴など |
普段は寝ていることが多い。 起きていたら幸運です。 北九州市 2004.3 |
アップで 目の周りまで黒いです。 前原市 2006.1 |
何か微笑ましい。 福岡市 2005.4 |
とても微笑ましい。 熊本県 2009.2 |
飛翔 首を伸ばして一直線の姿で飛びます。 空気抵抗が少なそうです。 2007.01 |
編隊飛行 見事な編隊飛行です。 2011.12 |
クロツラヘラサギとホウロクシギ くちばしの長いものどうし 2006.4 |
大勢 熊本県 2009.02 |
大勢の飛翔 熊本県 2009.02 |
大勢2 このとき24羽いました。地元では群れとして最大の数です。 (ヘラサギが2〜3羽混じっています。) 北九州市 2014.11 |
越夏 幼鳥5羽が越夏しました。1羽フラッグ付のがいるので、ずっと同じグループであることが分かります。 写真はそのうち近い1羽 北九州市 2013.09 |
<足環個体記録> |
K85 九大-東大-韓国・国際共同研究プロジェクト 発信機のアンテナが見えます 2009.07.28 韓国・江華島沖 装着 2009.10.19 韓国・江華島沖 出発 2009.10.20 韓国・釜山(約3週間滞在) 2009.11.14 福岡市東区(人工島と多々良川) 2009.11.19 福岡市東区雁の巣 2009.11.21 行橋 2010.01.01 苅田(写真) 2010.01.05 豊前 2010.01.10 行橋 |
E15 2010.07.15 韓国インチョン市スハーム装着 2011.11.17 加治木の須崎調整池 2011.11.18 隼人干拓の島津新田調整池 2012.02.04 苅田町(写真) 2012.02.29 行橋市 (翌季) 2012.12.12 行橋市観察 |
E15 2012.02.04 はヘラサギも一緒でした。ちなみに翌年ヘラサギも来ていました。ヘラサギは同じ個体か。 苅田町 2012.02.04 |
E86 24羽の群れの中にいました。 ヘラサギとクロツラヘラサギの交雑個体(S46)とも一緒でした。 北九州市 2014.11 |
E86 E86は、2012.12にも付近に来ていました。 発信機を装着していたようです。 北九州市 2014.11 |
S96(右) 5羽の群れでいました。そのうちヘラサギは3羽。 下関市 2015.1 |
・クロツラヘラサギの採餌へ ・クロツラヘラサギ受難へ ・ヘラサギとクロツラヘラサギの交雑個体へ |
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