見て歩き北九州発 野鳥 一覧 スズメ目モズ科
オオモズ 大百舌 Great Grey Shrike Lanius excubitor  
全長約24cm まれな冬鳥または旅鳥
生息場所:ユーラシア大陸北部やインド中部などで繁殖し、冬期は南方に渡って越冬する。 日本では冬鳥または旅鳥として渡来するが、数は少ない。農耕地、原野、牧場、雑木林の林縁などで見られる。 習性:高いこずえなどに止まり、尾を振りながら鳴く。単独でくらす。餌をとるためにホバリングを良く行う。 声:「キチキチキチキチ」 出典:図鑑等へ

■雌雄 ほぼ同色
説明の写真
成鳥

全体が灰色です。
モズよりは大きく、オオカラモズよりは小さい。
識別は以下似ているモズとの比較項を参照。

広島県 2011

Canon EOS7D + EF600mmF4L * 1.4
説明の写真
幼鳥

灰色味が薄く、胸腹にウロコ模様がある。

島根県 2012.12

Canon EOS7D + EF600mmF4L * 1.4
説明の写真


胸腹にウロコ模様があるが、他は成鳥に近い。

熊本県 2014.12

Canon EOS70D + EF600mmF4L * 1.4

■夏冬 同色
■亜種(国内) なし

■特徴など
説明の写真
翼帯の白斑は

オオカラモズのようには目立たない。

出る日や出ない日がありました。行動範囲は広いように思えます。
出たらすぐわかりました。警戒心が強いということではなさそうです。

広島県 2011
説明の写真
高い所が

好きなようです。この点は普通のモズと同じです。

広島県 2011

カワラヒワを追いかけている姿を見ました。やはりモズ類は小さな猛禽です。 オオモズ(全長24cm)はモズ(全長20cm)より大きいので、小鳥類を狙う頻度が高いかも知れません。
広島県 2011
説明の写真
これも成鳥

のようです。

佐賀県 2020.2
説明の写真
バッタらしきを

捕まえて食っています。(若)

熊本県 2014.12
説明の写真
若の飛翔


熊本県 2014.12
説明の写真
こちらは

なかなか出ませんでした。やっと見られたらこれです(>_<)


鹿児島県 2007.1
説明の写真
幼鳥の姿いろいろ1


島根県 2012.12
説明の写真
幼鳥の姿いろいろ2

くちばしはモズ同様、2段の鍵型・栓抜きみたいになっています。

島根県 2012.12
説明の写真
幼鳥の飛翔

横から

島根県 2012.12
説明の写真
幼鳥の飛翔?

飛んでるのやら何やら?

島根県 2012.12
説明の写真
幼鳥の飛翔?

背中から

島根県 2012.12

<参考:似ているモズとの比較>
説明の写真
(参考)オオカラモズ

似ているオオカラモズは、オオモズやモズより大きい。
 ・オオカラモズ
   全長約28cm
 ・オオモズ
   全長約24cm
 ・モズ
   全長約20cm

オオカラモズは翼帯に白斑がある。
オオカラモズは尾がオオモズより長い。
説明の写真
(参考)高原モズ

高原モズ(モズの夏の姿)が、しばしオオモズと見間違われることがある。

モズは夏に退色し灰色味が出てくるが、オオモズほど灰色が綺麗ではない。

説明の写真
(参考)アカモズ
 亜種シマアカモズ

全長18-20cm

これも似ている。
こちらは下面が淡褐色。額と眉斑は白色部が狭く不明瞭。

高原モズ、オオモズ、亜種シマアカモズは間違われることがある。


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