見て歩き北九州発 野鳥 一覧 タカ目タカ科
オオタカ 蒼鷹 Goshawk Accipiter gentilis  
全長オス50cm、メス58cm 福岡県では冬鳥とされていたが繁殖期の観察例が増加中
生息場所:北アフリカ・ユーラシア大陸・北米で繁殖する。冬季には寒地のものが南下して過ごす。秋冬には平地の水辺でも見られる。 習性:直線的に飛び、はばたきとグライディングを繰り返す。主にハト類、ムクドリ、ヒヨドリなどの鳥を空中で捕らえる。 声:「キィーッ キッキッキッキッ」、「カッカッカッカッ」 出典:図鑑等へ

■雌雄
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オス

オオタカは眉斑が立派で、成鳥は黒白模様です。体格がしっかりしています。ハイタカより顔の彫が深い。
オスは、上面が青灰色、体下面は白っぽく、虹彩はオレンジ味を帯びることがある。

長崎県 2010.01
Canon EOS7D + EF600mmF4 × 1.4
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メス

上面は褐色がかり、体下面は横斑が濃い、虹彩は黄色。

山口県 2010.12
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幼鳥

茶褐色で、胸腹は縦斑。
(似ているハイタカ幼鳥は胸腹が横斑)


山口県 2009.12
Canon EOS50D + EF600mmF4 × 1.4
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ヒナ

タカ類のヒナは白いですね。


岐阜県 2019.5
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ヒナと親

親を見なければ何のヒナか分かりにくい。


岐阜県 2019.5

■夏冬 同色
■特徴など
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オオタカは、飛翔能力が高く、優れたハンターであり、一度狙いをつけた獲物は森の中をどこまでも追い続けることができる。

オオタカは、トビにモビングされても悠然としています。

山口県 2010.12
Canon EOS7D + EF600mmF4 × 1.4
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もう1枚


山口県 2010.12
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この顔

ですから。
いや実際顔は関係ないでしょう(^ ^;)ゞ


山口県 2010.12
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しかし


山口県 2010.12
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うっとおしいのか

飛んで行きました。


山口県 2010.12
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こちらでも

カラスがモビングしていますが、オオタカ幼鳥は悠々としています。しばらくしてカラスがモビングを諦めました。


北九州市 2015.1
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地元

上の写真は地元のオオタカなのでちょっとアップを。
成鳥もいるようですが会えていません。


北九州市 2015.1
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こちらは糞を

している姿。

長崎県 2010.01

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成鳥 渡り

タカの渡りの季節
成鳥を見るのは少ないのですが、珍しく見られました。
オオタカは翼先を横に広げていることが多い。ちなみにハイタカは翼先を後ろに向けていることが多い。

北九州市 2009.10
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オオタカ成鳥とハシブトガラス
大きさ比較

オオタカはハイブトガラスとほぼ同じ全長です。
ちなみにハイタカはハトより小さいです。

北九州市 2009.10
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幼鳥 渡り

ハイタカに似ていますが、腹に縦斑があるとオオタカ幼鳥の方で間違いありません。

頭上をサービス良く旋回してくれました。

北九州市 2006.10
Canon EOS30D + EF400mmF5.6
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幼鳥 渡り2

次列風切が膨らんでいて翼後縁がSの字に見える。

長崎県 2006.9

■亜種 8〜9亜種に分けられる。
A.g.fujiyamae 亜種オオタカ 日本で繁殖
A.g.schvedowi 亜種チョウセンオオタカ 中国・朝鮮半島に生息。 日本に渡来することがある。 成鳥は、亜種オオタカより大型。 上面は亜種オオタカのオスより青灰色味が乏しく褐色がかる。 亜種オオタカより尾の黒帯が濃い。 幼鳥は、喉から体下面の地色がオオタカ幼鳥より白っぽい。 縦斑はわきの一部でハート型になる傾向がある。
A.g.albidus 亜種シロオオタカ 極東ロシアに生息。 日本に渡来することがある。 メス成鳥は、頭〜上面全体は淡く白っぽい。亜種の中で最大。 幼鳥は、頭〜上面と雨覆いは褐色で淡色の斑がある。体下面は白っぽい淡褐色で褐色の縦斑があり、脛毛は淡いバフ色。
A. g. gentilis 亜種ヨーロッパオオタカ ヨーロッパに広く分布
A. g. buteoides 亜種フィニッシュゴス 北部ヨーロッパからロシア北西部に生息
A. g. arrigonii   イタリア付近に生息
A. g. atricapillus   北アメリカ北部に生息
A. g. laingi   アラスカ南部に生息
A. g. apache   メキシコ付近に生息

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