見て歩き北九州発 野鳥 一覧 チドリ目カモメ科 |
セグロカモメ 背黒鴎 Herring Gull Larus argentatus |
全長60cm 冬鳥 |
生息場所:夏はユーラシア大陸の北部やアメリカ大陸北部などで繁殖し、冬は南にわたり越冬する。日本では冬鳥として渡来し、海岸、港、河口などに生息する。 習性:群性が強い。本種をはじめ大型カモメ類は何でも食べる。声:「ガアァハハァ」 出典:図鑑等へ |
■雌雄 同色 |
||||||||||
成鳥(夏羽) 下くちばし先端に赤い斑点があり、足はピンク色です。 椎田町 2004.1 SWAROVSKI STS80HD (20-60zoom) + Nikon COOLPIX4300 |
||||||||||
第1回冬羽 セグロカモメは4年で成鳥になります。 第1回冬羽は灰色味が一切ありません。初列風切と尾は黒っぽい。 この個体は頭が白っぽいので第1回冬羽後期と思われます。 大分県 2006.1 |
||||||||||
第2回冬羽 (手前) 背に灰色味を帯びています。 福岡市近郊 2010.02 |
||||||||||
第3回冬羽くらい ほとんど成鳥に近いですが雨覆に茶褐色の羽が残っています。この部分は第3回冬羽です。 ただし、くちばしは成鳥に見え、初列風切は第2回冬羽に見えるので、第3回冬羽とは定かでない。 長崎県 2010.03 |
||||||||||
第4回冬羽 雨覆いなどに茶褐色の羽が見えません。 くちばしは月になったからか、やや赤味が出ています。 長崎県 2010.03 |
||||||||||
■夏冬 |
||||||||||
冬羽 頭から頸にかけて褐色斑があります。 1月は換羽中で、頭が白くなりかけの個体もいます。 大分県 2006.1 |
||||||||||
■特徴など |
||||||||||
脚は通常ピンク色 ですが、、そうでない個体もいます。上に掲載の写真と足の色に違いがあります。 ホイグリン系やキアシセグロカモメでもなさそうです。 大分県 2006.1 |
||||||||||
目の色は黄色から赤っぽいのまで変化があります。行橋市 2006.1 |
||||||||||
大型カモメ セグロカモメは大型カモメに分類されます。周囲のズグロカモメよりずいぶん大きい。 セグロカモメはオオタカよりはるかに大きい。何だか驚きです。 熊本県 2012.3 Canon EOS7D + EF600mmF4L * 1.4 |
||||||||||
カモ類より遥かに大きい 熊本県 2014.3 |
||||||||||
巨人か怪獣のよう ミユビシギと比べたら巨人か怪獣のよう あまりにシギが小さいので、一番小さいトウネンかと思ってしまいました。 三重県 2018.2 |
||||||||||
研究過程の大型カモメ 右手前のダイシャクシギより太いです。 中央の白く大きなカモメは今では亜種モンゴリアスと言われ、一般的にはキアシセグロカモメの亜種とされています。しかしセグロカモメの亜種とする見方や単独種という見方があり大型カモメ類は流動的です。 熊本県 2012.3 Canon EOS7D + EF600mmF4L * 1.4 |
||||||||||
翼(成鳥) 初列風切は外側の先端から7枚目まで黒い部分がある。ミラー(斑)は1つ。 山口県 2017.10 Wレンジャーさん所蔵 |
||||||||||
飛翔の姿 熊本県 2006.12 |
||||||||||
群れます。 大分県 2006.1 |
||||||||||
飛び出し 熊本県 2012.3 Canon EOS7D + EF600mmF4L * 1.4 |
||||||||||
飛翔1 熊本県 2012.3 Canon EOS7D + EF600mmF4L * 1.4 |
||||||||||
飛翔2 熊本県 2012.3 Canon EOS7D + EF600mmF4L * 1.4 |
||||||||||
流し撮り1 スローシャッターで流し撮りです。 1/80秒。 熊本県 2014.3 |
||||||||||
流し撮り2 熊本県 2014.3 |
||||||||||
■亜種 主に以下の5亜種がありますが、大型カモメ類の分類は変動しており流動的です。 |
||||||||||
|
||||||||||
他の大型カモメ類 ・ホイグリンカモメ(タイミルセグロカモメ含む) ・キアシセグロカモメ(いわゆるモンゴル) |
HOME RETURN |