見て歩き北九州発 野鳥 一覧 スズメ目ヒタキ科
コマドリ 駒鳥 Japanese Robin Luscinia akahige  
全長14cm 夏鳥
生息場所:夏季に日本・樺太・南千島で繁殖し、冬季に中国南部へ南下し越冬する。日本では夏季に繁殖のため夏鳥として渡来し亜高山帯の針葉樹林から、その下の広葉樹林の下草にササの繁った場所で見られる。 習性:口を上に向けて、胸を張ってさえずる。尾を良く立てる。地上を歩いたり、はねたりする。 声:さえずり:「ヒン カラカラカララララ」、「チー カララララ」、地鳴き:「ピッピッ」 出典:図鑑等へ

■雌雄
説明の写真
オス

赤橙色です。
ササの繁みに居て、なかなか現れませんでした。


福岡市 2006.4

SWAROVSKI STS80HD (20-60zoom) + SONY DSC-W1

 メス  全体に色が淡い。

■夏冬 同色

■特徴など
説明の写真
さえずり

うるさいくらいの声です。
声はヒンカラカララの駒(馬)のようには聞こえませんでした。
しかし「けたたましい」のは似ています。

さえずりは藪の中が多いので姿は見られにくい。
さえずり中、尾を上げていることがあるようです。

日本三鳴鳥(にほんさんめいちょう)のひとつ

日本三鳴鳥は、日本に生息するさえずりが美しい鳥類スズメ目の3つの種です。
ウグイスオオルリ、コマドリ を言います。
(リンク先は声も入っています。)
スズメ目と限定しなければ、アカショウビンサンコウチョウは好きな声です。


コマドリの声


遠くにコマドリ、ウグイスなどの声も入っています。
広島県 2010.6
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この年

良く出てくれてサービスは良かったです。

福岡市 2010.4

Canon EOS7D + EF400mmF5.6
説明の写真
尾を

上げています。ミソサザイみたいです。
ヨーロッパの伝承においてヨーロッパコマドリが神のオス、ミソサザイが神のメスだとされているのが伺えます。

北九州市 2011.11

Canon EOS7D + EF600mmF4 * 1.4
説明の写真
やはり尾を

・・・上げ気味。

さえずるときは、尾を上げてさらに拡げるようです。

北九州市 2011.11

Canon EOS7D + EF600mmF4 * 1.4
説明の写真
道路を正々堂々と

歩き回わっていたのは珍しい。


長崎県 2014.04

■亜種
E. a. akahige   亜種コマドリ 中華人民共和国南部、日本、樺太南部、南千島夏季に日本やサハリン、南千島で繁殖し、冬季になると中華人民共和国南部へ南下し越冬する。日本では夏季に繁殖のため九州以北に飛来(夏鳥)する。 オスの成鳥は上胸と下胸の境目に黒い横縞が入り、下胸から腹部にかけての羽衣は暗灰色。
E. a. tanensis 亜種タネコマドリ 日本(伊豆諸島、種子島、屋久島)固有亜種。 オスの成鳥でも上胸と下胸の境目に黒い横縞が入らず、下胸から腹部にかけての羽衣は灰色。成鳥でも下嘴の基部から口角にかけて黄色みを帯びる個体が多い。

 学名の akahige は、アカヒゲの学名 komadori と互い違いになっています。
 登録の際に取り違えられたと考えられています。


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