ウグイス-見て歩き北九州発

ウグイス　鶯　Bush Warbler　Cettia diphone　　

全長オス15.5cm、メス13.5cm　留鳥

生息場所：日本（南西諸島を含む）、サハリン、東部・中部中国で繁殖し、南部・東南部中国、台湾、東南アジアで越冬する。日本ではほぼ全国に分布する留鳥。ただし寒冷地の個体は冬季に暖地へ移動する。平地から高山までの林やヤブに生息する。 習性：体を水平にしていることが多い。尾を振りながら軽快にパッパッと体の向きをかえる。声：さえずりは「ホー　ホケキョ」、谷渡りは「ケケケケケキョケキョ　ケッキョ　ケッキョ」（警戒の時）、地鳴き（笹鳴き）は「チャッチャッ」　出典：図鑑等へ

■雌雄　同色（大きさは違う）

冬場、ウグイスは「ジッジッ」と聞こえるように鳴いています。

福岡市　2007.1

Canon EOS30D + EF400mm

■夏冬　同色

■特徴など

尾を上げたり下げたり、向きを変えたり、じっとしていません。
この後、すぐにヤブに隠れました。

冬は木の葉が枯れ落ちるので、比較的姿を見やすくなります。

北九州市　2004.12

KOWA TSN-664 (30w) + SONY DSC-W1

この時は良く出てくれました。

北九州市　2004.11

声はすれども姿が見えない鳥です。鳥見開始後１年３ケ月目でやっと撮影できました。

北九州市　2004.7

KOWA TSN-664 (30w) + Nikon COOLPIX4300

ウグイスは、ウグイス色ではありません。

メジロの色がウグイス色と言われます。

尻尾を上げたり、下げたりです。

ウグイスのさえずり

目立つ所でさえずっています。

日本三鳴鳥（にほんさんめいちょう）のひとつ

日本三鳴鳥は、日本に生息するさえずりが美しい鳥類スズメ目の3つの種です。
ウグイス、オオルリ、コマドリ　を言います。
（リンク先は声も入っています。）
スズメ目と限定しなければ、アカショウビンやサンコウチョウは好きな声です。

■亜種

H. d. cantans	亜種ウグイスズ	繁殖：九州以北。
H. d. sakhalinenis	亜種カラフトウグイス	繁殖：カラフト。
H. d. diphone	亜種ハシナガウグイス	繁殖：伊豆・小笠原諸。
H. d. riukiuensis	亜種リュウキュウウグイス	繁殖：琉球。
H. d. restrictus	亜種ダイトウウグイス（絶滅）	繁殖：南西諸島。
H. d. canturians	亜種マンシュウウグイス	もともとはチョウセンウグイスの亜種であった。繁殖：朝鮮半島、中国東部南部。

別種チョウセンウグイスの声

声：「ホーホケヨン」、最後が「キョッ」ではありません。この鳥は３ケ所で声を確認。意外と多いのを実感。

※チョウセンウグイスは元はウグイスの亜種であったが、分子系統により独立種とされました。

HOME　 RETURN