見て歩き北九州発 野鳥 一覧 チドリ目シギ科
オオジシギ 大地鷸 Latham's Snipe Gallinago hardwickii  
全長30cm 夏鳥
生息場所:夏季に日本やロシアで繁殖し、冬季になるとオーストラリアへ南下し越冬する。 草原に渡来するが多くはない。渡りの時期には湿地、水田などでも見られる。 習性:体が重く、飛び立ってしばらくしてから舞い上がる。木の上や電柱など高い場所にも止まる。 声:「ズビヤク ズビヤク」、「ゲェッ ゲェッ」 出典:図鑑等へ

■雌雄 同色
説明の写真
成鳥

草原の湿原にて
さえずりの声で分かりましたが、野外識別は難しいようです。

熊本県 2007.5
SWAROVSKI STS80HD (30w) + IXY1000
説明の写真
第1回冬羽

渡りのときの写真です。
尾羽を下に掲載しています。

大分県 2015.8

■夏冬 同色
■亜種(国内) なし

■特徴など
説明の写真
顔に白色部分が多く過眼線の2本が目立つ感じ。淡色に見える傾向。尾羽が16枚または18枚。ジシギの中で一番大きいのが特徴。

熊本県 2007.5
SWAROVSKI STS80HD (30w) + IXY1000
説明の写真
最初は

こんなでしたから見つけるのに苦労します。頭を下げていたら分かりません。
声で居るのが分かりました。
説明の写真
第1回冬羽の尾

成鳥の尾羽は外側が白色主体ですが、幼鳥は違うようです。

大分県 2015.8
説明の写真
あらためて

横姿をどうぞ。
目が頭頂に近い所にありくちばし基部までが長い印象です。 またこれは顔の黒褐色部分が少なく見えます。

大分県 2015.8


<似ているジシギ4種の傾向>
タシギ 水上採餌が多い
チュウジシギ くちばしが短い。尾羽は外側が暗色主体。
オオジシギ (当頁)目が頭頂に近い所にあり、目先からくちばし基部までが長い印象。顔に白色部分が多く過眼線の2本が目立つ傾向。尾羽は外側が白色主体。
ハリオシギ 尾羽の外側は針状だが見えにくい。やや寸詰まりの体形。薄い傾向。おでこが出ている印象。

<その他ジシギの傾向>
ヤマシギ 頭の縞が横なのが特徴
アマミヤマシギ 奄美固有種。夜の活動。
アオシギ 青くないけど、よく見ると青みがかって見える。

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